巨済島

釜山の南西に巨済島があります。
済州島に次いで韓国で2番目に大きい島で橋を渡って車で行くことができます。
主な産業は観光と造船。その巨済島を巡ってきました。

朝、ソウルをバスで出発。
ソウルから片道4時間以上かかるので島についたら、もう昼です。
巨済市のスタッフの案内で、まずは、ヒラメの刺身と茹でた蟹、それと、へムルタンを堪能しました。
タレはカンジャンとコチュジャンです。せっかくの新鮮な刺身なので、次に行く機会があったら、醬油とワサビを持参したいところです。
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さて、巨済の代表的な観光スポットに外島海上観光農園があります。
遊覧船で約20分。外島は、1969年に釣りの最中、風浪を避けようとこの島にたどり着いたイ・チャンホ氏が買い取り、夫人とともに心をこめて農園を作り上げた個人所有の島だそうです。

ヴィーナスガーデン
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色鮮やかな農園
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丘の上からヴィーナスガーデンを望む
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外島に行く遊覧船は、いくつかあるようですが、遊覧船以外に島に行く方法がないので、船が到着してから出航するまでの1時間半で見て回ることになります。

今回はこの遊覧船を利用
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外島を見た後は風の丘を通ってバスに戻り、海の幸がたっぷり詰まった夕食を食べて、アドミラルホテルに向いにました。

風の丘
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海の幸がたっぷりの夕食
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2日目朝、ホテルを出て、まず向かった先はヨットツアー。
只心島の近くまで1時間半ほどのヨットツアーです。

港からはモーターで出向、湾口の近くで帆を張り、風にのって進みます。
天気がよく、波も穏やかで快適な1時間半ほどのクルーズを楽しみました。

風を受ける帆
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秋晴れ
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ヨットから降りると、巨済シーワールドで、イルカのショーを見学。
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まぁ、ここはイルカのショーしか観るものがないので、わざわざ立ち寄る価値があるかは、ちょっと疑問です。。

昼食は例に寄って海産です。
さすが四方を海に囲まれた島だけあって、海の幸に恵まれていますが、海産物が苦手な人にはツラいかもしれません。
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巨済の最後は捕虜収容所遺跡公園を訪ねました。
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1950年6月25日に勃発した韓国戦争の捕虜を収容するために造られた収容所です。
日本では朝鮮戦争、あるいは朝鮮動乱と呼びますが、韓国では韓国戦争といいます。
巨済の捕虜収容所には、中国共産党の捕虜2万名、朝鮮人民軍の捕虜15万名など、最大17万名の戦争捕虜を収容していたそうです。
1953年に休戦協定が締結されると捕虜収容所は閉鎖され、捕虜は本国に帰還することになりますが、捕虜のなかには、居住地が北に占領されたために徴用された人など、帰還を拒否した人も相当数いたようです。

遺跡公園は、韓国戦争を記憶し続けようという趣旨で1997年に造成され、戦争に使われた戦車やトラックが展示されているほか、当時の捕虜の生活を再現した展示物があります。

当時の様子をジオラマで再現
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戦争に使われた物を展示
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韓国で2番目に大きい島というだけあって、まだまだ見所がありそうです。
じっくり時間をかけて巡ってみたい魅力が隠れていそうな巨済島です。

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kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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