
韓国の伝貰(チョンセ)詐欺 ― 手口と、外国人が保証金を守るために取る手続き【2026年版】
韓国の賃貸で日本人がもっとも警戒すべきなのが保証金(보증금)の未返還である。チョンセ(伝貰)は保証金が数千万ウォンから数億ウォンに達するため、返ってこなければ被害額がそのまま生活基盤を崩す。ここでは詐欺の手口と、外国人が実際に取れる手続きを整理する。
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韓国の不動産保有税ガイド ― 6月1日が決める財産税・総合不動産税と取得税【2026年版】
韓国で住宅を買うと、買うときに取得税、持っているあいだ毎年,財産税(固定資産税にあたる地方税)がかかります。そして評価額が一定を超えると総合不動産税という国税が上乗せされます。
この記事でいちばん覚えていただきたいのは「6月1日」です。その日に誰が持っていたかで、その年1年分の保有税を誰が払うかが決まります。売買の日取りひとつで負担が変わる、実務に直結する日付です。
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韓国の住居・家探し完全ガイド ― チョンセ(伝貰)とウォルセ(月貰)、契約から保証金を守る方法まで【2026年版】
2026年、韓国の賃貸市場ではチョンセ(전세)が主流ではなくなりました。ソウルの非アパートでは月貰(ウォルセ)が約8割。保証金の仕組み、詐欺被害の実態、そして外国人が保証金を守るために必要な3つの手続きを、2026年時点の制度にもとづいて整理します。

日本語が通じる不動産会社を更新しました
📌 家探しの前に ― チョンセ・ウォルセの違いと保証金を守る手続き【2026年版】もあわせてご確認ください。契約前に確認すべき書類と、外国人に必須の「滞在地変更申告」について解説しています。
♦日系不動産・日本人が常駐している不動産(ソウル市)
会社名
住所
連絡先
おうちコリア
麻浦区…

韓国のごみの出し方 ― 分別ルール・従量制ごみ袋・粗大ごみと、透明ペットボトルの別分別【2026年版】
韓国のごみ出しは、指定の従量制ごみ袋(종량제…

不動産探しと契約・引っ越し
不動産会社
日系不動産会社や日本人専門の不動産会社は、不動産コンサルタントと公認仲介士事務所があります。法律上の不動産賃貸契約を仲介するのは公認不動産仲介士で、地域の物件情報を持っています。不動産コンサルティング会社は、入居者の要望に合わせて広い範囲から情報を集めて紹介します。
公認仲介士事務所を介して契約
・入居者は公認仲介士の仲介で家主と契約
不動産コンサルタントを介して契約
・入居者は公認仲介士の仲介で家主と契約(仲介手数料はコンサルタント会社を経由して支払い可)
・入居者と不動産コンサルタントが別途に契約
不動産コンサルタント会社は入居中の様々なトラブル等が起きたときの窓口になります。入居者との個別契約で法律上の不動産契約には入っていないため、家主等から見ると第三者となります。公認仲介士はアフターフォロー等は殆どありません。
住居の契約
契約時に保証金の10%程度を払い込み、入居日までに保証金残金と1ヶ月分の前家賃を払います。なお、契約から入居日までの期間が長いと、その間の家賃を要求されることがあります。契約期間は2年が一般的で、2年以下の契約も有効です。
契約期間満了の6ヶ月前から2ヶ月前の間に賃貸人、賃借人いずれかから契約終了等の意思表示がないと、同一条件で更新されたと看做されます。
中途解約に関する合意がない契約で、契約期間中に帰国など賃借人の都合で中途解約する場合、賃貸人は契約満了まで保証金の返還を拒むことができ、契約満了または新しい賃借人が見つかるまでの月家賃を請求できます。出国による中途解約時には即時返還を求める等の特約を付帯すると良いでしょう。下見で賃借人が居住している物件を訪問することがよくあります。契約満了前に退去する賃借人など、新しい賃借人が見つかるまで居住している人が多いためです。
【不動産契約マメ知識】
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ソウルで日本人が多く住むエリア ― 二村洞・麻浦・新村の選び方【2026年版】
ソウルで住む場所を決めるとき、日本人駐在員の選択肢は実質的にいくつかのエリアに絞られる。決め手になるのは日本人学校のスクールバスと通勤の便で、家族帯同か単身かで答えが変わる。ここでは日本人が多く住むエリアを、それぞれの事情とあわせて整理する。
東部二村洞(トンブイチョンドン)
日本人が最も多いエリアである。「東部二村洞」は通称で、行政上は二村1洞を東部二村洞、二村2洞を西部二村洞と呼び分けている。かつて「リトルトーキョー」と呼ばれた時期もあり、ピーク時にはソウル在住日本人の4分の1以上がここに住んでいた。
最大の理由はソウル日本人学校のスクールバスが発着する唯一の地点だということだ。日本人を受け入れる幼稚園もあり、幼稚園児から中学生までを帯同する駐在員が集まる。
4号線・京義中央線の二村駅の北側には国立中央博物館、団地の南側には漢江公園が隣接する。日本語が通じる医院や歯科、日本の食材を置くスーパーもあり、韓国語ができなくても生活に困りにくい。
団地としてはハンガラム(한가람・2,306世帯)とカンチョン(강촌・1,001世帯)が規模が大きく、駅にも近い。不動産会社が日本人向けに紹介することが多いのもこの二つで、結果として日本人世帯が集まりやすい構図になっている。
ただしソウル市民から見れば高級住宅地で、家賃も物価も他地域より割高だ。会社が住居費を負担してくれる前提でないと選びにくい面がある。隣接する新龍山や三角地に住む人も増えている。
もうひとつ、住んでみないと気づきにくい点がある。ソウルの日本人コミュニティは狭く、同じ団地のエレベーターや近所の店で、仕事や学校で顔を合わせる人と出くわすことが珍しくない。それを煩わしく感じる人は、あえて他エリアを選ぶこともある。
麻浦・孔徳(マポ・コンドク)
東部二村洞に次いで日本人駐在員が多い。孔徳駅は地下鉄5号線・6号線・空港鉄道・京義中央線が交わる乗換駅で、バス路線も多く、市庁・乙支路周辺や汝矣島への通勤に便利だ。
空港鉄道で金浦空港にも仁川空港にも乗り換えなしで行ける点は、出張が多い人には大きい。大型マートや市場、飲食街もそろっており、生活利便性は高い。
物件のタイプも東部二村洞とは違う。マポ・ハンファ・オベリスク(마포한화오벨리스크)のように、地下鉄駅に直結してアパートとオフィステルが同居する複合団地があり、単身赴任者はオフィステルを選ぶことも多い。地下に商業施設が入っているため、冬でも外に出ずに買い物を済ませられる。
注意したいのは学校で、ソウル日本人学校は同じ麻浦区内(上岩洞のDMC)にあるが、麻浦の中心部から通学する手段はない。区が同じでもスクールバスの発着地は東部二村洞だけ、という点を取り違えないようにしたい。
新村・弘大(シンチョン・ホンデ)
新村は学生街として知られ、韓国語を学ぶ日本人に人気の延世大学・梨花女子大学・西江大学がある。ソウル中心部と西部・空港を結ぶバス路線が集まる。
弘大は新村より家賃・物価がやや高めだが、地下鉄2号線・6号線、京義中央線、空港鉄道が通り利便性が高い。
留学生は留学先の近くで住まいを探す傾向があり、新村や建大周辺が典型だ。そして韓国で就職した後も、留学生時代に住んでいたエリアの近くに住み続ける人が多い。
その他のエリア
上記以外に日本人がまとまって住むエリアはない。明洞や鐘路、江南の瑞草・江南・蚕室など、職場の近くで選ぶ人が多い。単身者は通勤の便を優先する傾向が明確だ。
日本人学校に近い上岩洞やDMCに住む日本人も増えている。駐在を終えて韓国で転職した人などは、それぞれ気に入った場所に住んでおり、居住地は多様である。
選び方の目安
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韓国家探し’あるある’話
韓国人のなかには、自分の経験や個人の考えを「韓国では〜」など、あたかも一般論のように話す人が少なくありません。
家探しも同じです。
一般の日本人駐在員は東部二村洞だとハンガラムアパートか江村(カンチョン)アパート、会社が負担する家賃水準が高い人だとパークタワーに集中し、麻浦はオベリスクというアパートとオフィステルに集中しています。
不動産会社の韓国人スタッフは「日本人が好むから」ということで、これらのアパートやオフィステルを勧めてきますが、土地勘がないはじめての駐在員は不動産会社が紹介する物件から選択するしかありません。
「日本人が好む」というより「日本人に勧める」から日本人が集中しているように思うのですが、不動産会社の韓国人スタッフは、相も変わらず「日本人が好む」といって紹介しています。
ハンガラムや江村は駅に近く、パークタワーとオベリスクも地下鉄に直結してるので、それはそれで良いのですが、エレベータや玄関などで日本人同士顔を合わせることも多く、ちょっとした買い物やゴミ捨てなどでもわざわざ着替えたり、化粧をする人もいるようです。
ソウルの日本人コミュニティは狭く、いつ何どき仕事やPTA等で付き合いがある人に会うかわからないので、とくにこれらのアパート等に住んでいる女性は大変みたいです。
百済王子が見た飛鳥「百済の裔」
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韓国赴任・駐在員の家探し ― 会社の住居規定と、日系・ローカル不動産の使い分け【2026年版】
韓国赴任が決まって最初にぶつかるのが家探しである。ただし駐在員の家探しは、自分で借りるのとは事情が違う。会社が住居費をどこまで負担するか、契約名義は誰か、高額な保証金を誰が用意するか…

ソウル日本人学校とスクールバス ― 子どもの通学で住む場所が決まる理由【2026年版】
子どもを帯同する駐在員にとって、住む場所を決めるのは実質的に通学手段である。ソウル日本人学校に通う方法は二つしかなく、そのうちスクールバスが発着するのは東部二村洞だけだからだ。半世紀にわたって日本人がこのエリアに集まり続けている、いちばん現実的な理由がこれである。
ソウル日本人学校はどこにあるか
学校があるのは麻浦区・上岩洞(サンアムドン)のDMC地区で、東部二村洞からは漢江を挟んで北西にあたる。放送局やIT企業が集まる新しい街区である。
ここで取り違えやすいのが行政区だ。学校は麻浦区にあるが、麻浦の中心部(孔徳など)から通学する手段はない。同じ区内でもスクールバスの発着地は東部二村洞だけなので、「麻浦区に住めば学校が近い」とはならない。
通学手段は二つしかない
上岩洞の学校まで保護者が送迎する
東部二村洞から発着するスクールバスに乗る
この二択である。そのため「毎日送迎できるか」が住む場所の条件になる。実際には、離れた場所に住みながら毎朝東部二村洞のバス乗り場まで子どもを送っていく家庭もある。それでも通えるが、負担は小さくない。
だから東部二村洞に集まる
携帯電話がなかった時代、東部二村洞が選ばれた理由は南山から発信される無線が届くことだった。その事情はとうに解消し、日本人の居住地はソウル各地に分散している。
それでも学齢期の子どもがいる世帯だけは東部二村洞に集まり続けている。理由が「電波」から「通学」に入れ替わったわけである。経緯は東部二村洞はなぜ日本人の街になったのかで詳しく整理している。
日本人を受け入れる幼稚園も同エリアにあるため、幼稚園児から中学生までを帯同する世帯がここに重なる。
上岩洞の近くに住む選択肢はあるか
徒歩通学圏である上岩洞周辺に住めば送迎もバスも要らない。ただしそこから通勤しやすい日系企業は限られる。日系企業の事務所は市庁・乙支路・江南・汝矣島に集中しており、上岩洞からだと通勤方向が合わないことが多い。
結果として、親の通勤と子の通学の両方が成り立つ場所を探すと、東部二村洞が有力な選択肢として残る。単身赴任や子どもがいない世帯であればこの制約はないため、選べるエリアはぐっと広がる。
ちなみに…

東部二村洞はなぜ日本人の街になったのか ― 半世紀の経緯といまの暮らし【2026年版】
東部二村洞に日本人が集まったのは、偶然でも「日本人好みの街だから」でもない。始まりは1965年の国交正常化と、南山から発信される無線電波だった。半世紀を経て理由は入れ替わったが、街はそのまま残っている。ここではその経緯と、いま実際に住むとどうなのかを整理する。
始まりは1965年…
