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広告企画 ターゲットの選定
- 2012/11/15
- マーケティング・広告, 韓国ビジネス
以前にも書きましたが、販売•広告企画では、まずはターゲットを選定し、それぞれのターゲットに合わせた展開が大切です。
高度経済成長時代には、多額の経費を投入して、全方位の広告展開がなされていました。
経費が存分に使えるのであれば否定はしませんが、無駄が多くなります。
たとえば、ソウルにある商品を韓国全土に向けてPRしても、ソウルでしか買えないのであれば、ソウル以外の広告費が無駄になるだけではなく、どこでも買えないというクレームにもなりかねません。
高度経済成長時代には、多額の経費を投入して、全方位の広告展開がなされていました。
経費が存分に使えるのであれば否定はしませんが、無駄が多くなります。
たとえば、ソウルにある商品を韓国全土に向けてPRしても、ソウルでしか買えないのであれば、ソウル以外の広告費が無駄になるだけではなく、どこでも買えないというクレームにもなりかねません。
ターゲットの選定で、心がけているのは「消費者の視点」です。
B to Cはもちろん、B to B も同じです。
購入する相手(人•企業)のことを考え、相手に立った視点でみます。
自社の商品やサービスの想定される顧客層を分析して、そのなかから、商品やサービスのターゲットを絞り込みます。
想定される顧客層の分析は、定量分析が有効なこともありますが、定性分析でも十分なケースが多々あります。
多くの企業が、販売計画の段階で、この想定顧客層の分析を行って販売計画を立てて、広告•PR展開を行っているものと思いますが、売り手本意の分析だと、想定顧客層自体が、偏ってしまいがちです。
定量分析の手法は、アンケート調査が主体になりますが、範囲を広げるほど、コストがかかるために、はじめから、顧客層を想定した実施になりがちです。
定性分析は、定量分析と比べてコストがそれほどかかりませんので、範囲を広げることが可能です。
いずれにせよ、まずは、消費者の視点に立って、想定顧客層を分析し、ターゲットを絞り込んでから、それぞれのターゲットに有効な広告•PR展開を企画します。
何度も繰り返しますが、限られた予算で最大の効果を得るには、消費者の視点に立った広告•PR展開が大切です。