電話とインターネット
- 2013/3/3
- 韓国生活と文化
SAMSUNGやLGなど韓国ブランドの携帯電話機で設定可能な言語は韓国語か英語で、標準で日本語入力に対応している機種はありません。平仮名は記号入力で、表示もできますが、漢字は文字化けがよくあります。
Sony EricssonのAndroid Phoneもありますが、扱っている店は少なく、日本語の設定ができ、取扱店も多い電話機はiPhoneくらいで、iPhoneを使っている在韓日本人はとても多いです。
韓国はインターネットが普及していて、地下鉄や電車の駅構内や車内をはじめ、KTやSKテレコムといった大手通信会社の無線通信WiFiが利用できるスポットが数多くあります。
KTの加入者はKTのWiFi、SKテレコムの加入者はSKテレコムのWiFiを利用できます。近郊電車や広域バスなどでも、KTのWiFiが利用可能な車両もあり、インターネット環境はとても進んでいます。
また、最近はLTEが使える範囲も拡大しています。
通信会社のKTやSKは、インターネットとテレビの配信を行っていて、ケーブルテレビ会社もインターネットサービスを行っています。
KT、SK、ケーブルテレビのいずれも、インターネットとケーブルテレビのセット契約が可能です。
3社とも放送内容は、ほとんど変わりません。
日本語放送のチャンネルには、NHKワールドプレミアムとチャンネルJとアニメプラスの3つがあります。
NHKワールドプレミアムは、NHKの海外向け日本語放送です。
チャンネルJは日本の番組を専門に放送する韓国のテレビ放送で、アニメプラスは、日本のアニメの専門チャンネルで、いずれも、日本語の音声に韓国語の字幕がつきます。
アニメプラスは、見たことがないアニメが多いのですが、チャンネルJは、日本のドラマやドキュメンタリーを放送しています。
韓国語では、ドラマ専用のチャンネルやスポーツ専用のチャンネルもありますし、映画専用のチャンネルもいくつかあって、アメリカ映画など、英語の音声に韓国語の字幕がつきます。
最近は、インターネットでもドラマなどを見ることができます。
YouTubeやPandora TVなど、動画の投稿サイトでは、日本のドラマなどを見ることもできます。
かつては、BSアナログも受信可能でしたが、BSがデジタルになってから、受信は困難になりました。
また、日本の放送を海外向けに再配信している会社もありますが、日本の法律でテレビ放送の再配信は原則、認められていないので、受信できなくなる可能性もあります。