日本ブランド;味の素

日本でカップスープというと、真っ先に「味の素」のクノールスープを思い浮かべる人も少なくないと思います。
クノールスープは、日本では「味の素」の子会社の「クノール食品」が生産しています。

韓国のEマートやロッテマート、ホームプラスなどに行くと、クノールスープとよく似たカップスープを売っています。
「VONO」というスープで、日本にはないブランドなので、はじめて見た人のなかには、クノールスープを真似てつくったものと思う人もいるようですが、クノールスープと同じ「味の素」のアジア向けブランドです。

「味の素」というと、うまみ調味料のほか、アジシオ、ほんだし、Cook Doなどの調味料のほか、スープやコーヒーなどを製造している総合食品メーカーとして広く知られていて、アミノバイタルなどのアミノ酸や医薬品などもあります。

「味の素」が韓国に進出したのは1983年。
今年で30周年になり、また、「韓国味の素」という現地法人を設立してから10年になります。

韓国では、VONOカップスープやほんだし、アミノバイタルなどを扱っています。
VONOカップスープは、コーンスープやポクリームスープ、ポタージュなどがあり、マートでは3食入りで売られています。
また、20食入りもあり、コンビニでは1袋ずつ買うこともできます。
マートで売られている標準的な価格は3食入り2600Wくらいで、マートでは1食1000Wくらいです。
VONOは韓国ブランドのカップスープと比べて濃厚で、寒い冬には身体が暖まります。

木洞の教会と関係が深いデザイン事務所を通じて、この冬、教会でプロモーションを実施しています。
「韓国味の素」から提供していただき、教会に通う方々に飲んでいたたくプロモーションで、試飲していただいた方々から好評を得ました。

また、PLUXは3月に販促品を購入しただいた企業に、日本ブランドをプレゼントするキャンペーンを実施していますが、3食入りと20食入りをプレゼント商品として揃えています。
VONOが徐々に浸透していくことを期待しています。

韓国のダシは、肉を主成分としていますが、味の素のほんだしは、かつお節を使用しています。
もともと日本料理のダシといえば、昆布か鰹節で取ります。
最近はダシ入りの味噌もありますが、日本の醤油や鰹節は、とったダシを使うことが前提でつくられています。

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kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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