日本の味
- 2014/2/4
- 韓国の日本食
旧正月のお休みはいかがお過ごしでしたか。
正月の正月と韓国の旧正月が終わり、いよいよ2014年度が本格的に始動します。
ところで、旧正月休みに合わせて日本へ一時帰国・旅行された方も多いかと思います。
この訪日の最大の楽しみが和食をはじめとする「日本の味」という人が少なくありません。
刺身、寿司、天ぷらなどの伝統食のほか、ラーメンや牛丼をはじめとする丼物など、
味はもちろん、見た目も愉しむのも日本料理の特徴です。
日本食には、地域色豊かな駅弁をはじめ、地域限定や季節限定の味も多く、
特に今の時期は「恵方巻」をよく見かけます。
もともと1990年代の終わりに、大手コンビ二チェ―ンが、関西の一部で節分に太巻を食べる習慣を
参考にはじめたメニューで、いまや日本中に広がっています。
正月が終わり売上げが低迷する2月にバレンタインチョコに続く「2匹目のどじょう」でしょうけど、
そもそもバレンタインデーにチョコレートを贈る習慣も東京の製菓会社がはじめたものです。
一事業者がはじめたバレンタインチョコレートや恵方巻が、いまや社会現象にもなっています。
仕掛けた会社が独占すれば大きな売上げが期待できそうですが、新たにはじめた限定企画を維持して
定着させるのは新たにはじめるより大変かもしれません。
ある程度定着するまでには、多大な労力に加え、それなりの広告宣伝も必要です。
一方で、他社も参入して社会現象として定着するようになれば、マーケット全体が大きくなりますので、
さほど大きな労力や広告宣伝がなくても継続して売れるようになっていきます。
そうはいっても、自社がつくったマーケットが他社に喰われてしまい、
長期的には自社シェアの低下を招くこともあります。
商品戦略と広告PR戦略をセットで企画することが大切です。
「冬期に旬となるいわての郷土料理「はらこめし」
地域特性と旬の食材が日本料理の特徴