主観的日本食情報

主観的日本食・日本酒情報を作成しています。
最新版は第4版で、2013年4月に更新しました。
主に駐在員を対象に作成、配信しているので、個人ではなかなか行けない接待向けの店も掲載しています。
客として利用した際、味と価格とサービスが日本人として納得できるかレベルかどうかで判断しています。

韓国には、いわゆる「日式」と「日本料理店」があります。日式というのは、いわば、日本風韓国料理です。
ソウルの本格的日本料理店は、三谷屋、陣屋、珍かつでしょう。

三谷屋という名が付く店はいくつかありますが、龍山駅の裏にある「三谷屋本店」と東部二村洞にある「鈴蘭亭」の2店舗が三谷しが経営する店です。
定食が主体で、いつも食べに行けるような価格ではありませんが、三谷氏は、元は食材が専門で、素材に拘っています。
素材を落とさず、日本の味とサービスを提供したいという思いで、日本の味を守っています。

「陣屋」は、ホテルの料理長だった田名部氏が経営していて、本格的なコースメニューが主体です。
場所柄、中流以上の韓国人が多く、内装インテリアは韓国人好みとなっていますが、田名部氏が指導した料理は、日本人にとって十分に納得できる味です。

「珍かつ」の金氏は、東京芸大声楽科卒という飲食店のオーナーとしては異色ですが、もともと料理好きで、韓国留学中に飲食店でバイトをして、そのまま料理の道に進んだそうです。
ソウルには、とんかつの店がたくさんありますが、珍かつのランチのかつ定食は、いままで食べたなかでは、ソウル一です。

関西の出身者には、関西弁が飛び交う「とんあり」が良いでしょう。
大阪生まれの松本社長が、吟味したお好み焼きがあります。
場所柄、江北に職場がある日本人駐在員の憩いの場ともなっています。

カレーは「CoCo壱番屋」と「東京カレー」は、日本の味そのままです。
CoCo壱番屋は日本のチェーン店ですし、東京カレーも日本の食品卸が経営しています。

 

※2019年1月現在、龍山駅の裏の「三谷屋本店」「陣屋」「東京カレー」は閉店しています。

kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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