想定されることは、いつか起こる
- 2012/11/23
- 韓国ビジネス
昨日のつづき
企画の実行、ことに、イベントの運営では予定が外のことが起こることが多々あります。
「想定されることは、必ず起こる」と考えて、事前対策をとることが大切です。
企画の実行、ことに、イベントの運営では予定が外のことが起こることが多々あります。
「想定されることは、必ず起こる」と考えて、事前対策をとることが大切です。
東日本大震災では「想定外」という言葉が、たびたび出てきましたが、何かことが起こったときに、予測できなかったという言い訳をする会見もよく見かけます。
想定外、あるいは、予測できなかったという場合、本当に想定外のケースもあるかもしれませんが、十分なシミュレーションを行っていれば、十分に予測できた事例も少なくありません。予測できたにしても、可能性が小さいからと見逃すケースが多いのです。
予測しうること、想定されることは必ず起こるのです。
想定外が起きたらどうするか、対策を考えておくことが大切です。
最大40mという津波は、予測はできませんが、少なくとも、「防波堤•防潮堤の能力を超える津波」が起こる可能性は十分に想定できます。
そのようなときに、いかに人命を守るかという事前対策ができていれば、あれほど、多くの犠牲者を出さずに済んだのではないでしょうか。
広告会社でイベント運営を請け負うときなど、会場図面と現場ロケで、出演者や来場者などの動きを最大限、シミュレーションして、スタッフの人数を決めます。
そして、現場スタッフの人選をしてから、予期せぬ事態に対処するため、プラスαのスタッフが待機します。
この予備スタッフは、イベントが予定通りに進行すれば、手持ち無沙汰で一見、無駄な経費ですが、想定外の事態が起こったときには、その事態に対処する役割を果たします。
想定外の事態が起これば、その経験は、予測可能な事前対策の事例として蓄積され、次回に活かされます。