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広告;効果の持続
- 2013/4/2
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テレビCMやラジオCMの効果は一瞬です。
画面や音声が、次の話題やテーマに移った瞬間に、効果はなくなります。
放送時間は15秒か30秒ほどで、長くても1分程度です。
視聴者は、CMが目的でテレビを観たり、ラジオを聴いたりしていません。
内容に関係なくCMに注目して観ているのは、広告主の関係者か業界関係者くらいでしょう。
そのCMに‘興味がない’視聴者に、短い時間で注目してもらうため、インパクトを出したり、短い期間に繰り返したりします。
内容を先に流して興味をもってもらい、製品名やブランド名を最後に伝えます。
CMで流れる製品名やブランド名などのメロディ付きの音声を「サウンドロゴ」と呼びます。
新聞や情報紙の広告の持続期間は、次の号が発売されるまでです。
日刊紙は毎日、発行されるので持続期間は一日ですが、テレビやラジオと違って、タイトルを観て興味をもった人はじっくり見てくれます。
言い換えれば、興味をもった広告だけ、じっくり見ますので、読者の興味を引くために、キャッチコピーを目立たせることもあります。
雑誌も新聞同様、次の号が発売されるまでですが、読者が興味をもったページは別として、一度、見たページを見返すことは殆どありません。
新聞は、一度見て興味をもったページを探すために、すべてのページを見返すことがありますが、雑誌は、すべてのページを見返すことはないので、一目を引くキャッチコピーがポイントです。
これら、新聞や雑誌などの広告で目を引くためのコピーを「ヘッドコピー」といい、広告の本文を「ボディコピー」といいます。
テレビCMも新聞広告も、効果の持続期間が短く、また、情報量も限られるので、詳細な情報を掲載したホームページに誘導する目的の広告も増えています。
インターネットでは、Twitterの効果が一番短く、一瞬です。
FACEBOOKは数時間から数日で、ブログは一日から数日程度です。
持続期間が一番長いのは、看板広告かもしれません。
設置してから取り外すまで、効果が持続するわけで、駅ナカ広告の契約期間は数週間〜数ヶ月が一般的ですし、路上看板には、契約期間が半年〜1年、またはそれ以上の広告もあります。