デジタル印刷機

キャノンプリンタのショールームを訪ねてきました。
商業印刷用のデジタル印刷機を見るためです。

商業印刷用のデジタル印刷機は、米ゼロックスが開発し、日本では、富士ゼロックスのほか、コニカミノルタ、キャノン、リコー、リソーなどが販売しています。
従来のオフセットに比べると、早く簡単に出来上がることから、オンデマンド印刷と呼ばれています。

韓国では、インディゴ印刷といいますが、HPが圧倒的に多く、富士ゼロクッスも、たまにm見ます次いでます。
インディゴというのは、HPのデジタル印刷機のブランド名で、ブランド名がそのまま普通名称として通用するくらい普及しています。

シェアは、ほとんどないのですが、HPと富士ゼロックス以外にも、キャノンコリアBS社もデジタル印刷機を扱っています。

オフセット印刷は、DTPで作成したデータを各色に分解し、また、面付けという「ハリコミ」作業を行って、各色のPS板を出力します。
カラー印刷の場合は、CMYK、4枚のPS板を出力します。

その4枚のPS板を印刷機にセットして印刷機を回して、印刷しながら位置と色具合を調整し、調整が終わった段階で、本印刷に取りかかります。

PS板のと版の位置や色具合を調整するセット料金は、印刷枚数にかかわらず、固定費として発生します。
セット料金は、印刷部数が10部や100枚でも、あるいは1000枚でも1万枚でもかわりません。

一方、デジタル印刷は、DTPで作成したデータを、画面を見ながら調整して印刷します。
PS板も、調整のための印刷(刷り出し)も必要ありません。
色具合に問題があれば、画面上で再調整して再度、印刷するだけです。

オフセット印刷のようなセット料はかかりませんが、実際に印刷する「通し料金」はオフセット印刷よりもはるかに高いので、小ロットはデジタル印刷機、部数が多くなれば、オフセット印刷機と使い分けています。

初期の頃のデジタル印刷は、色がよく、オフィス用よりマシというレベルでしたが、最近のデジタル印刷機は、きれいに仕上がるようになってきています。

kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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