ブログ記者団

先月、韓国観光公社が主催する在韓日本人ブログ記者団の発足式に参加してきました。
在韓日本人ブログ記者団は、簡単にいうと韓国観光公社が企画するモニターツアーに参加し、ブログやFACEBOOKなど、SNSで訪問地を紹介するモニターです。

モニターのメリットは韓国内旅行です。
在韓日本人にとって、韓国内を旅行をしたいと思っても往復の交通手配から宿泊手配、さらには現地に着いてからの移動手段などを考えると二の足を踏んでしまいますが、モニターツアーは、観光公社や地元自治体等が手配し、現地には日本語ガイドもいます。
交通費や宿泊費、観覧料などの負担もありません。

主催する韓国観光公社や自治体にとってのメリットは2つあります。
まずは、日本人の視点による観光PRです。
一般に、観光PRは自治体や観光施設など、広告主から一方通行の情報を発信になりますが、ブログ記者団は、想定消費者である日本人の視点で情報を発信します。
また、参加者はSNSの発信と同時にアンケートも提出します。
アンケートにはSNSでは書きにくい辛口コメントもあり、改善点を把握できます。

2つめのメリットは、バイラル効果です。
参加者は各自のSNSで発信するので、それぞれの参加者と繋がっている人々に伝わります。
1人平均100人と繋がっているとして、20人だと2000人に情報を発信できます。

モニターは40人ですが、モニターツアーの参加者は1回あたり20人。
40人を2班に分け、班ごとに参加しますが、例えばA班のツアーで欠員が出たらB班から参加を募ります。
昨年は総勢20人ほどで、全員が顔を揃えたツアーはなく、参加者が少ないと効果は半減しますが、今回の方式だと、かなりの確率で人数が揃うでしょう。

実施状況は、随時、紹介していきたいと思います。

おまけー日本の味 in Seoulー

いまや、日本人の国民食といえば、ラーメンとカレーライスですが、どちらも日本のオリジナル料理ではありません。

ラーメンは、中華そばという別名の通り、中国の麺料理をアレンジした料理です。
カレーライスは、インドから伝わった料理と思われがちですが、実はイギリスから伝わった料理です。
インド風の香辛料を調合したカレーパウダーに小麦粉を加えたルウでとろみを出すイギリス料理が日本に伝わり、このルウをご飯にかけて食するカレーライスが誕生したといわれてます。

ソウルでもCoCo壱番屋、東京カレー、あびこカレーなど日本式のカレーライスを供する店が増え、食事どきには多くの利用客で賑わっています。

kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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