コーヒー

韓国でもコーヒーショップが増えていますが、日本のコーヒーの消費量は、アメリカ、ブラジル、ドイツに次いで世界第4位で、輸入量が第3位のコーヒー大国です。

コーヒー豆は、生産国によって、味や風味が異なります。
食品の素材にこだわる日本人は、このコーヒー豆の生産地の特徴を引き出す淹れ方にも拘ります。

コーヒーが日本に伝わったのは、17〜18世紀にオランダ人が長崎の出島に持ち込んだのが最初といわれていますが、正式な輸入は1858年の開国以降で、横浜など西洋人居留地を中心に少量が飲まれていました。
20世紀はじめに日本人のブラジル移民のあと、ブラジル・サントス州からコーヒー豆が入ってくるようになり、カフェと呼ばれるコーヒー店ができるなど広がりました。
「コーヒー」という呼び名はオランダ語のkoffie (コーフィー)に由来します。

コーヒーの淹れ方
ペーパードリップ
日本で最も普及している飲み方です。
ドリッパーにフィルターペーパーをセットして粉を入れ、少量の湯で20〜30秒ほど蒸らしたあと、ドリッパーに湯を入れてコーヒーを抽出します。

ネルドリップ
フィルタとして布を使用します。
淹れ方はペーパードリップと同様で、まろやかでボディ感のある味になりますが、抽出後の温度が下がくなります。

ウォータードリップ
長い時間かけて、少しずつ水を落として抽出します。苦みが強く出てしまうロブスタ種のコーヒー豆を飲むため、オランダで考案された抽出で、ダッチコーヒーともいいます。

サイフォン
サーバと漏斗で構成しています。
漏斗部にネル又はペーパーフィルターをセットして、粉を入れ、サーバに水をいれて加熱します。湯が漏斗部に上がったら頃合いを見計らって火から下ろします。

エスプレッソ
エスプレッソマシンなど、専用の器具を使います。コーヒー粉を金属製のフィルタに詰め、高い圧力と熱湯で、短時間で抽出します。

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kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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