2014年のベスト in 韓国

今月のお題は2014年のベストスポット。
今年はまだひと月半ありますが、この1年間を振り返ってみると、いろいろな場所に行っていろいろな体験をしてきました。
江原道の華川と鉄原。全羅北道の茂朱、鎮安、全州、益山。慶尚道の大邱や巨済。最近は全羅南道にも行ってきました。
ソウルや近郊も江華島、南漢山城、北村韓屋、韓国民俗村、在来市場、etc..
昌徳宮や景福宮は、韓国に住む前に観光旅行で来て以来、久しぶりに行ったし、宗廟は今年がはじめてです。

このなかで、日本の味inソウルを発信する視点から華川ヤマメ祭りを紹介します。

ヤマメ祭りのシンボル(?)
yamame1.jpg

日本では、鮎を筆頭にヤマメ、イワナ、ニジマス、アマゴなど、各地に川魚料理がありますが、韓国では川魚はあまり食しません。
華川ヤマメ祭りでは、この数少ない川魚料理を楽しむことができます。
なかでもヤマメの刺身は貴重です。
yamame3.jpg

川魚は初夏に旬を迎えます。
10月から2月ないし4月まで産卵期に入るので、日本の河川では資源保護を目的に禁漁期間を設定しています。
川魚は足が早く、海から遡上する魚がいる川だと寄生虫もいる可能性があるため、旬の時期の川魚を刺身で食べる機会は滅多にありません。
塩焼きや唐揚げ、天婦羅など火を通して食します。

一方、華川ヤマメ祭りは極寒の1月に開催されます。
気温は冷凍庫より低くて腐りにくいうえ、寄生虫は繁殖できないので、刺身でも食べることができるのです。
祭りではヤマメ釣りも楽しめます。

釣堀
yamame2.jpg

釣堀に厚く張られた氷の穴から糸を垂らします。
釣り上げたヤマメはその場でホイル焼きにしてもらうことができます。
yamame4.jpg

日本人としては串にさして遠火で炙りたいところですが、まぁ、食べられるだけで十分でしょう。

次回は2015年1月10日~ 2月1日まで開催予定とか。
とにかく寒いので、行かれる方は十分な寒さ対策をしてください。

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kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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