韓国社の社長になったら その1;社長第一主義

韓国に赴任すると、日本と韓国のビジネスの違いで戸惑うことが多々あります。
そのなかでも特に注意するポイントを紹介します。
まずは、このブログで何度も取り上げたことがあるテーマ;社長第一主義
韓国は儒教の国といいますが、街中で年長者を敬う場面は滅多になく、店では客を客とも思わない行動がよくみられます。
とくに年齢があがるにつれて、その傾向が強くなるようです。
が、これは内と外。
家族では年長者を敬い、会社では上司の命令に従います。
会社組織の運営で注意するのは、まずは、家族が優先であること。
せっかく採用しても親の反対で退職するケースがよくあります。
日本では大手企業でも韓国社は中小企業というケースが多く、名前も知らない会社だからという理由で親が反対し、辞める人が少なくありません。
家族にもしっかりした安心できる会社だと理解してもらうことが大切です。
次に、課長などの直属上司と社長の指示が異なると、どちらに従うかでストレスを感じるなど、精神的なダメージを受けるケースがあります。
また、パワハラもあります。
立場が強い人が立場の弱い人を奴隷のように扱うケースすらあります。
とくに財閥系企業の出身者を採用する場合は、この上下に対する意識が強いので注意が必要です。
社長第一主義
合弁と意思決定 その3
パワハラ
ハラスメント
韓国’儒教’文化考察 マウルの内と外








kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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