韓国社の社長になったら その3;韓国では〜

自分個人の考えや経験を「韓国では〜」と、韓国では一般的なことのように言う人が少なくありません。
「私の考えは〜」
「私の経験では〜」
「私が聞いた話では〜」
などの主語が、「韓国では〜」になるのです。
財閥系企業から合弁企業に転籍してきた社員が、その財閥系グループで最も優遇された福利厚生を「韓国では〜」と言い出し、周りの社員も同調したため、日本社を巻き込んで対策に苦慮したケースがあります。
財閥系グループのなかに、社員の子供の教育費を全額補助する会社があり、ある社員の子供が海外に留学することになったので、会社で負担してほしいという要望だったとか。
子供の教育費を援助する会社はありますが、留学費まで援助する会社はもちろん稀。
「韓国ではノミニケーションが必須」と接待で3次会や4次会まで会社で負担させたり、接待を理由に遅刻したりといった話をよく聞きます。
韓国が日本より接待が多いのは事実ですが、接待は一切しないという会社もあります。
「韓国では〜」という話の中には、もちろん一般的なケースあります。
社員や取引先等が「韓国では〜」といったことを鵜呑みにせず、他の人にも確かめるなど、自身で確認することです。








kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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