コピーライター

コピーライターという職業を耳にした方もいるのではないでしょうか。
コピーライターの仕事には、ヘッドコピー、ボディコピー、リライトなどがあります。

新聞広告や雑誌広告では、大きな文字で書かれたタイトルと小さな文字で書かれた説明文が載っている広告をみかけます。

タイトルをヘッドコピー。説明文をボディコピーといいます。
ヘッドコピーは、キャッチフレーズのようなもので、サブタイトルをつける場合もあります。

ボディコピーは、広告の本文で、スペースに合わせて文章を作ります。
テレビやラジオでは、ナレーションコピーともいいます。

リライトというのは文章の手直し。
書籍をつくる時に、書き慣れない人が書いた文を判りやすい、読みやすい表現に書き直すことがあります。また、書き手が複数だと、ある人は「ですます調」で、ある人は「である調」ということも多々あり、編集方針で、そのまま掲載することもありますが、統一する必要があるときには書き直します。
誤字脱字のチェックも同時に行います。

商業印刷では、スペース=文字数が決まっているので、スポンサーが用意した文などを決められた文字数に合わせて、手直しします。

校正時には、禁則のチェックもします。
日本語の文章には、文頭に句読点や小文字を書かないなど、いくつかの禁則があり、活字や写植の時代には、オペレーターがチェックしながら制作していましたが、いまは、PCで原稿をそのままデータ変換をするので、禁則は無視した状態で校正が出てきます。
禁則は校正時にチェックします。

書籍や商業印刷では、リライトをする立場ですが、新聞記事ではリライトを依頼することもあります。
年に数回、新聞に記事を書いていますが、新聞記事は文章の統一性が大切で、編集方針もあるので、新聞に掲載する記事は、新聞社がリライトすることを念頭に書いています。

kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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