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PR手法
- 2015/3/10
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はじめは適当なことを言ってるのではないかと疑わしく感じたこともありましたが、取り扱う品目が限られるので覚えられるようです。
どの店に行っても、いわゆる売れ筋の商品ばかり並んでいます。
言い換えりと、どこでも同じ商品を扱っているので、値段くらいしか差異がありません。
韓国はシェアを独占するメーカーや商品が多い特徴がありますが、どの小売店でも売れ行きの多い(同じ)商品を置くので、その商品ばかりが売れて、さらなるシェアの拡大につながっているのかもしれません。
さて、日系企業を訪問すると売り上げが伸びたら広告を出したいという話をよく聞きます。
日本では販路を拡大してから大々的な広告展開を図るのが一般的です。
日本のデパート、スーパー、コンビニ等のバイヤーは、常に新しい商材を探しています。
新しく採用した商材は、すべてのチェーン店の店頭に並びます。
消費者は聞いたことがない商品は買ってくれないので、このタイミングで消費者に手にとってもらうため、4大媒体を活用した広告展開を図ります。
消費者は「広告で観た商品」を選びます。
ちなみに、以前はテレビ、ラジオ、新聞、雑誌を4大マス媒体と呼んでいましたが、いまはテレビCM、新聞広告、インターネット広告、折込広告が4大広告媒体です。
一方、韓国では店頭に並ぶ前に大々的な広告展開を図ることが多々あります。
デパートやマート、コンビニの本部が採用を決めても、個々の店頭には並ぶとは限りません。
店長やFCオーナーは売れ筋商品を優先的に販売します。
聞いたことない新商品は置いてすらくれません。
そこで、店頭に並ぶ前に広告展開を行います。
広告やネットで評判になれば、その商品を求めるお客様が店を訪れます。
店長やオーナーは「CMで観た商品」を店頭に並べてくれます。
店頭においてもらえなくてもインターネットが普及しているので、ネット販売も可能ですが、ネット検索は「正確なメーカー名・商品名」を入力しないと、なかなか商品情報まで辿り着きません。
PRは販売手段というだけでなく、販売機会を得るための手段という側面もあるのです。
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■ あとがき
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ソウル市内を歩いているとDAISOをよく見かけます。
日本でDAISOといえば、いうまでもなく百円均一ですね。
このDAISOの創業者はもとは個人で移動販売をしていたそうです。
朝から晩まで働き詰めで、さらに子育ても加わって限界を感じ、値決めと値札貼りを省くためにはじめた「苦肉の策」が百円均一とか。
いまは100円ではない値札を貼ってる商品も増えていて、「値段表記がない商品は100円」になっていますが、韓国のDAISOは均一ではないので、商品ごとに値段を表示しています。