NTKGのすゝめ

在韓歴がそれなりに長い日本人が集まったときに出る話題にNTKG=納豆たまごかけご飯があります。

マートでよく目にする納豆のなかには、韓国人向けにアレンジした製品など日本の納豆とは味も食感も異なるものが多く、比較的、日本の味に近い納豆に黄色いパッケージのオットギやEマートPB商品 Peacock などがあります。

次にたまご。

韓国の流通期限は日本の賞味期限と比べて長いですが、日本の賞味期限は生食が前提。韓国も含めて日本以外が加熱が基本ですが、たまごを生で食べられる期間は実は意外と長いのです。
表は日本卵業協会のサルモネラ菌の増殖が起こらない理論値です。

産卵から同じ温度で保存し続けたときに生で食べられる日数で、産卵から食卓まで同じ温度ということはありませんが、出荷日の記載があるたまごは一つの目安になります。
記載が義務付けられている日付は流通期限で、卵によっては出荷日の記載があります。
産卵日を知る方法はありませんが、産卵から何日も経ってから出荷すると思えませんし、そういう業者なら出荷日は書かないでしょう。

ただし、新しくてもひび割れがあるたまごの生食は避けること。
日本卵業協会は、ひび割れたたまごや期限が切れたたまごは加熱処理を推奨しています。
中心温度70度以上で1分以上の加熱すれば良いようです。
一方、加熱調理後は冷蔵で保存して早々に食べ、加熱調理から時間が経ったら食べずに捨てるようにとのこと。

たまごの消費期限は意外と長いのですが、以前聞いた話で、鶏卵は親鶏が37度の体温で温めて21日後に孵化します。その間に腐ったら意味ないですよねという至極もっともなお話でした。

念には念を入れて、生食は出荷日から1~3日以内のたまごを割って判断するようにしています。

kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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