Newsweek 韓国農業は日本依存度が極めて高かった 種苗から農機具まで
- 2021/3/29
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<韓国農業は日本依存度が極めて高い。ミカンは94%が日本品種で、イチゴは日本品種を交配して開発した。さらに農機具も…… >
2020年7月、農林水産省は輸出重点品目の稲、イチゴ、サツマイモ、柑橘、リンゴ、ブドウ、茶など737品種を選定して、中国と韓国のインターネットで販売されている種苗の調査を委託し、日本で品種登録された名称が少なくとも36品種あることが判明した。
中国のサイトで日本品種とみられるイチゴが10品目見つかった。「佐賀清香」は佐賀県の「さがほのか」、「紅顔」は静岡県の「紅ほっぺ」と見られ、韓国でも日本品種と想定される品種が販売されていた。実際に日本の登録品種か、名称だけを使用したかは不明である。
「べにはるか」は韓国のサツマイモ栽培面積の4割
20年11月、日本の農研機構が開発したサツマイモ「べにはるか」が韓国で無断で栽培されている実態が明らかになった。「べにはるか」は韓国のサツマイモ栽培面積の4割を占めていた。韓国の農業者らが日本の産地を視察した際に種芋を無断で持ち帰って流出したとみられている。
ミカンは94%が日本品種で、イチゴは日本品種を交配して開発した。
リンゴはフジが最も多く、津軽も生産量が3番目に多い。韓国の祭礼で欠かせない梨や桃も日本品種の生産量が最も多く、玉ねぎは生産量の1位から3位までを日本品種が独占する。