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撮影モード
- 2013/12/9
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一眼レフやミラーレス一眼、コンパクトデジタルカメラには、さまざまな撮影モードがあります。人間の目は、周りの明るさに応じて調整しますが、カメラは撮影者が「露出」を合わせて撮ります。
どんなカメラであれ、写真はメインとなる被写体の明るさに応じてシャッタースピードと絞りを調整し、「露出」を合わせて撮るのが基本です。
「シャッタースピード」はフィルムなり撮像素子(CCDやCMOS)が光を受ける時間を調整する機構で、「絞り」はフィルムなり撮像素子が光を受ける量を調整する機構です。
シャッタースピードは、シャッター幕が開いている時間を表します。
1秒を基準に、1/2秒(2)、1/4秒(4)、1/16(15)、1/32(30)、1/64(60)、1/128(125)、1/256(250)、1/512(500)、1/1024(1000)、1/2048(2000)、1/2096(2000)…と短くなります。
()内の数字はカメラの表記です。
絞りはレンズから撮像素子に光るが入る面積を調整します。
1を基準に√2(1.4)、2、2√2(2.8)、4、3√2(5.6)、8、4√2(11)、16、5√2(22)、…と狭くなります。
()内の数字はカメラの表記です。
Pモード
シャッタースピードと絞りをカメラに任せるモードです。
もっとも簡単で、普段はこのモードが良いでしょう。
SモードまたはTvモード
シャッタースピード<シャッターが開いている時間>を撮影者が設定し、絞りはカメラに任せるモードです。
動きの速いものを止めたり、流し撮り、清流や夜景など、流れるような写真を撮るときに使います。
AモードまたはAvモード
絞り<光の量>を撮影者が設定し、シャッタースピードはカメラに任せるモードです。
最大限に開けるとピントの合う範囲がせばまり背景をボカシて撮ることができます。最大限閉じる(絞り込む)と遠景までピントが合います。
Mモード
シャッタースピードと絞りの両方を手動で合わせるマニュアルモードです。
フラッシュを使う撮影など「露出」を自動で設定できないときや、露出をかえて複数枚撮るときなどに便利なモードです。