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色の話し;販促品とシルク印刷
- 2013/5/16
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販促品は、シルク印刷が一般的ですが、タオルなどは刺繍もあり、箔押しもあります。
刺繍は使う糸のみで、1色だけとするのが一般的です。
箔押しも、金、銀、白、黒など、限られた色を1色のみ使います。
もとになる素材によって色合いが変わることがなく、糸や箔そのままの色です。
シルク印刷は、孔版印刷という版の隙間を通して、素材にインクが定着する印刷方法で、もともとは、版の材料に絹を使っていたことから名付けられました。
インクを厚く盛ることも可能で、布を使う場合は別ですが、ボールペンやUSBなど、金属やプラスチック素材はインクを吸い取らないないので、期待通りの色で印刷できます。
インクの刷色1色につき、1枚の版を使いますが、CMYKで印刷することもできます。
ただし、オフセット印刷のような細かい色合いの指定は困難です。
また、版の耐久性があまりないので、数万単位の大量印刷には不向きで、大量に印刷する場合は、複数枚使って印刷します。
印刷の色は、ある程度、自由度がありますが、もとの素材が、白だけではなく、シルバー、黒、赤系、青系など、さまざまですので、実際に印刷する商品に合わせて色を決めます。
はじめから販促品として使うことを想定して企画された商品だど、どのような色でも合わせることができますが、そうではない商品は、商品自体の色に特色を使っている場合もあります。
ロゴやコーポレートカラーなどの指定色と、印刷を施す商品の特色のバランスが悪いなど、思い切って商品をかえるか、ロゴを使わない選択肢もあります。