贈答品には、販促品のほか、各種記念品もあります。

取引先対象では、工場や新しい事務所の落成、株式総会、周年記念品などがあります。
従業員向けも、創立記念日、永年勤続表彰、周年記念品などあります。
ほかに、社内スポーツ大会や社内外のゴルフコンペなどで記念品を用意することもあるでしょう。
全従業員に登山用品を贈る会社もあると聞きます。
登山人口が多い韓国ならではです。

従業員の永年勤続表彰は、表彰状や感謝状とともに記念品を用意するか、賞牌を用意します。
賞牌は、金や銀などをはじめとする金属板や木版のほか、クリスタルもあります。
以前は文字を彫るタイプの賞牌が主流でしたが、シルク印刷は会社のロゴや代表者の自筆文字も印刷できるなど、自由性があります。

記念品を用意する場合は、時計やデジタルカメラなど家庭で長く使えるものが良いでしょう。
文具では万年筆や高級ペンセットも人気アイテムです。
なかでも、高級万年筆は昔からの定番ですが、なかなか買う機会がなく、喜ばれるアイテムです。

創立記念日など、ある程度の数がまとまれば、マグカップや高級ボールペンなど、日常、使うもの食品が喜ばれます。
ステンレスマグカップは、人気アイテムのひとつです。

新工場や事務所の落成なども事務用品など、日常、使うアイテムが良いでしょう。

株主総会では、大量消費材などを扱う会社は、自社製品のなかから選び、普段の販売品とはひと味違う特製パッケージで贈ると印象が良いものです。

周年記念には、バイヤーや代理店など、取引先を対象に配る記念品と消費者などエンドユーザーを対象とする販促品があります。
バイヤーや取引先向けは、新工場の落成などと同様、事務所や家庭で日常、使うものが良いでしょう。

消費者などエンドユーザーを対象とする周年販促品は、周年キャンペーンとセットで考えます。
周年事業として、エンドユーザーを対象に実施するキャンペーンを企画し、その一貫として検討します。

記念品は、販促品以上に会社のポリシーを伝える品ともなります。
販促品は写真などカタログだけで選ぶこともありますが、記念品は理由付けとともに、サンプルを取り寄せて確認したいものです。

kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

この著者の最新の記事

関連記事

話題の記事

  1. 古宮など韓服を着る日本人観光客を目にするようになりました。 旅行者は無論、韓国生活の記念に韓服写真…
  2. 明洞の趙成珉(チョウ・ソンミン)メガネ・コンタクトが明洞創業23周年を記念して、コロナ克服特別割引セ…
  3. 暑い日が続く昨今、アイスコーヒーでリフレッシュしませんか。 コリア便利がご紹介するUCCコーヒ…
  4. 韓国語学習者の間で話題になっている新刊書の共同購入のご案内です。 韓国未発売の書籍の注文をKORE…
  5. 明洞の趙成珉メガネコンタクトで、KOREA Benri 読者の方にブルーライトカットレンズを…

カート

商品カテゴリー

ページ上部へ戻る