- Home
- マーケティング・広告
- イメージ広告と購買広告
イメージ広告と購買広告
- 2013/4/9
- マーケティング・広告
直接、購買につなげる広告としては、スーパー(マート)をイメージすると判りやすいでしょう。
また、飲食店のキャンペーンも直接、購買につなげる広告です。
韓国のケーブルテレビを観ていると、テレフォンショッピングが多いのですが、これらも直接、購買を促進する広告となります。
ソウルの地下鉄駅では、美容整形のBefore,Afterの広告が目につきます。
BeforeとAfterは、どうみても別人で、公共の場で掲出するのはモラル上どうかと思いますが、これは直接の購買を促進する広告とみて良いでしょう。
自動車のCMは、イメージ広告です。
最近はネットで自動車を買う人もいますが、少数派で、大抵は販売店で商談して買うかどうかを決めますので、来店を促す広告ともいえます。
デジタルカメラもネットで買う人が増えていますが、販売店等で観てから、ネット買う人が多いので、来店を促す広告が主体となるでしょう。
広告モラルという点では、タバコの広告は、直接の購買をPRすることはできないので、イメージ広告が主となります。
ラッキーストライクは、目立つパッケージが特徴ですが、販売店の店頭や自動販売機はもちろん、捨てたあとのゴミ箱のなかでも目立つことを目的にデザインされたもので、パッケージそのものを広告にした商品といえます。
処方薬を専門にしている製薬会社の広告を目にすることがあります。
一般消費者が選んで買うことはないので、一見、無駄に見えますが、名前を聞いたことがない会社の薬を飲んでも大丈夫かという心配を持つ人がいます。
同じように、一般消費者に馴染みのないB to Bの製品を扱っている企業広告を目にすることがあります。
企業も扱っている製品も一般消費者には馴染みのないもので、一見無駄なようにも見えますが、B to Bの製品を買う企業の購買担当者も消費者ですから、処方薬の広告と同じ効果があります。
また、優秀な人材を確保する効果もあります。
優秀な人材は、大企業をはじめ、名のある企業に応募しますので、テレビや新聞で名前を露出すれば、良い人材を集めることができます。
景気が良いとイメージ広告が増え、景気が後退すると直接的な購買を促す広告が増えます。