順天と麗水

今月のお題は「夏になると行きたくなる韓国の名所」です。
夏に行きたいところといえば、やはり海。

海といえば済州というイメージですが、夏の済州島は人がいっぱいで、飛行機もホテルも、どこもかしこも混み合っています。
ちょっと視点を変えて、ソウルから真南、韓半島の南端も良いですよ。
ソウル・龍山駅からKTXで3時間20分の順天と同じく3時間40分の麗水を紹介します。
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順天といえば、ラムサール条約に登録されている水鳥の楽園、順天湾自然生態公園が一押しです。
公園内は湿地帯に覆われていて、自然を害わないように設置された木の橋を歩いて見学します。
公園の一番奥にある龍山展望台からは湾を一望に見渡すことができます。
公園入口から展望台までは、歩いて1時間半ほどかかりますが十分に価値がある光景です。
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あとは定番ですが、順天の郊外に楽安邑城民俗村があります。
朝鮮時代に造られた、いまでも人々が暮らしている民俗村で、見学は年中できますが、夏ならではといえば、朝鮮時代の農家に寝泊まりをする民泊です。
隙間風が入っても気にすることはありません。
民泊
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楽安にある食堂;宿泊者はここで食事をする
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宿泊者が体験できる朝の邑城
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順天の近くには、2012年に万博が開催された麗水市があります。
麗水の代表的なスポットといえば鎮南館と梧桐島です。

鎮南館は、文禄・慶長の役で李舜臣が指揮を執ったところで、役のあと焼失し、1718年に再建された建物です。
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梧桐島は橋で繋がっていて、歩いて渡ることができます。
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麗水は鱧の産地です。
京都人にとって夏の鱧は欠かすことができませんが、実は麗水で獲れる鱧のほとんどが日本向けに輸出されているそうなので、京都で食べた鱧もあるいは麗水産かもしれません。
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出題者
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kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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