全羅北道ツアーその2

団扇づくりのあとは、続いてパンソリ体験。

まずは、歌詞を勉強します。わからない単語も多いのですが、読む方は何とかなります。
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先生のあとをついて唄います。メロディーはさほど難しくありませんが、普段、西洋音楽をやっている身にとっては、楽譜がない音楽は難しく感じますね。
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体験のあとは全州の代表する韓屋村を散策してからこれも全州名物ビビンバです。
伝統的な建物が並ぶイメージは、順天楽安邑城、安東河回村など庶民的な民俗村か、ソウルの北村や京都の上賀茂など閑静な住宅地。
全州韓屋村は、閑静な高級住宅地にあるような伝統家屋が、ごちゃごちゃした街並を形成しているとても不思議な空間でした。
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比較的新しい家のようです。新しく建てる建物も伝統様式で建てるようです。
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伝統家屋がひしめきあっています。
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最後は益山にある王宮里遺跡に行きました。百済武王(600−641)時代の王宮跡だそうです。
聖王が泗沘に遷ってから唐と新羅の連合軍に滅ぼされるまで百済の首都はずっと泗沘、つまり今の扶余にあったと思われていたそうですが、最近の調査で武王の時代、この場所に王宮があったことが判ったとか。
余談ですが、首都を泗沘に遷したのは仏教公伝の頃です。これは偶然ではなく、聖王が倭国に派遣した使者によって仏教がもたらされましたと云われています。

百済の歴史を書き換える発見だそうですが、短時間で復元工事にかかるところはさすがです。
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発掘調査の模型
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この塔だけが残っていたようです。
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この益山は、去年行った扶余と同じく古代日本と交流が深かった百済の遺跡です。これから日本人旅行者が増えていくと良いですね。

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kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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