韓国の鉄道;右側通行と左側通行
- 2017/2/11
- 韓国生活と文化
日本の鉄道は左側通行ですが、韓国は左側通行と右側通行があります。
韓国鉄道公社(Korail)が運行する地下鉄1号線、空港鉄道、京畿中央線、盆唐線などは左側通行で、ソウルメトロやソウル特別市都市鉄道公社などが運行するソウル地下鉄は右側通行です。
これを覚えておくと便利なのが、対面式ホームの駅を利用するときです。
ソウルの地下鉄で対面式ホームとなっている駅は、多くが改札口が別々で、方向を間違えたら、一旦、改札口を出て入り直すことになるので、どちらの改札口を利用すれば良いか、慣れないとちょっと迷います。
明洞ロッテホテルに近い2号線乙支路入口駅から東大門歴史文化公園に行きたいとき、進行方向と同じ乙支路3街方向に歩いていたなら、2号線は右側通行なので右側の改札から入ればよく、反対の市庁方面に向かって歩いているなら、反対側の左側の改札口を利用します。
狎鴎亭の現代百貨店から3号繊に乗って明洞や東大門市場への乗換え駅である忠武路や乙支路3街に行くなら、地下鉄の進行方向と逆なので、左側の改札口を利用します。
向かいたい方向と歩いている方向が同じ場合、地下鉄が右側通行なら右側の改札口、左側通行なら左側の改札口から入り、向かいたい方向と歩いている方向が逆なら、逆側の改札を利用すれば良いのです。
ソウルの地下鉄は相互乗り入れはほとんどありませんが、唯一、4号線はソウル市内は右側通行のソウルメトロで、南に行くと韓国鉄道公社(Korail)と乗入れていて、途中で左右が入れ替わります。