閑話休題

今日は休日なので閑話休題。
いま住んでいるのは龍山区梨泰院2洞。
南山の麓に造られた住宅地です。

梨泰院は、外国人が多い街として知られています。
このところ、明洞は中国人旅行者で占領されている感がありますが、梨泰院は欧米系の人が多いです。
実際、週末に6号線に乗っている「外人」は、ほとんどが梨泰院で降ります。

この街の起源ですが、19世紀末に清国が龍山に駐留し、20世紀に入って旧日本軍が駐屯地を置きました。
戦後、旧日本軍の駐屯地は米軍の基地となり、その米軍基地に隣接する梨泰院に、米軍相手の商売をする店が集まってできた繁華街です。
治安が悪い時期があったそうで、韓国人のなかには、いまでも梨泰院を嫌がる人もいますが、いまは、ほかの地域とそう変わりません。

街の中心にハミルトンホテルがあり、緑莎坪駅から漢江鎮駅まで続くメインストリートには、インド、ギリシャ、タイ、スペインなど、さまざまな国の料理店があり、雑貨の店や屋台が並んでいます。
ハミルトンホテルの近くには、在ソウル日本人の間でも人気の焼餃子が食べられる店が有ります。京都風にいうと、ハミルトンホテル下がる一筋西入るといったところでしょうか。
Jonny Dumplingという店で、ハミルトンのウラに有る2号店の方が待ち時間は少ないようです。

梨泰院と漢南には大使館も集まっています。
ハミルトンと漢南鎮駅の中間にある第一企画から漢南洞住民センターを横目に、漢南洞に向かう道は大使館路と名付けられています。
この大使館路にも

梨泰院というと、深夜まで明かりが消えない繁華街のイメージが強いのですが、通りの北側、南山の麓には閑静な住宅地が広がっています。

kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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