写真を撮る〜子どもと動物

子どもと動物の写真は難しいといいます。
「写真を撮るよ」と声をかけ、注目させてからカメラを構えて、構図を決める人が少なくありませんよね。

大人であれば、カメラマンが構図を決めて、シャッターを切るまで待っています。
でも、子どもは、声をかけられたときは、カメラに注目しますが、カメラマンが構図を決めている間に、ほかに興味が移ると、その興味のある方に注目して、カメラの方には戻ってきてくれません。

どうすれば良いか。
子どもの興味が他へ移る前に、シャッターを切るしかありません。
まず、声をかけて、注目させます。
そして、カメラを構えると同時に、一瞬で構図を決めてシャッターを切るのが、ベストです。
慣れている人は、頭の中で構図を決めてから、声をかけて、子どもの視線がカメラを向いた瞬間に構図を合わせてシャッターを切ります。

あるプロカメラマンは、子どもの視線がカメラに向かった瞬間に、まず、シャッターを切り、それから構図を決めて写真を撮っています。
良い構図の写真を撮りたいが、子どもの視線が戻ってくるかどうか、判らないので、子どもの興味が他へ行く前に、取り敢えず撮っておきます。
構図を決めるまで、子どもの視線がカメラにあれば、あとから撮った写真を使いますが、興味がよそへ写ってしまったときには、先に撮った写真を使います。

動物は、子ども以上に、カメラマンの要望に従ってくれません。
予測も困難で、事前に構図を考えても、予想に反することもあります。

ファインダーのなかに動物が入ったら、構図が多少不満でも、まず撮っておく。
それから構図を決めて撮る、の繰り返ししかありません。

デジタルカメラは、現像もプリントも不要。
たくさん撮ってもお金もかかりません。
撮って、気に入らなければ削除して。
また撮って、削除して。
を繰り返せば良いのです。

kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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