繰り返すこと

料理が苦手という人がいます。
作ってみたら、大変だったとか、美味しくなかったとかいう理由で苦手意識をもっている人がいますのですが、はじめから上手くできる人などいません。

何度も作っているうちに、コツをつかんで手間がかからなくなりますし、味もよくなるのです。

企画も同じこと。失敗もあれば、成功もあります。
いろいろな企画を繰り返し考え、実行することで、磨かれていきます。

はじめから企画力がある人などいません。
失敗や成功を繰り返して、力がついていきます。

いまでも残っている苦い思い出があります。
10年以上前ですが、印刷会社当時、担当していたホームセンターが、棚卸しのため臨時休業することになり、その休業広告の相談を受けました。
休業案内を作製して、いつもチラシを折込んでいるエリアに配布する手配をし、なんとか休業日当日に間に合わせたのですが、問題が起こりました。

新聞折込みは、都市部は朝刊ですが、山間部は夕刊です。
たとえば、21日であれば、「20日夕刊、21日朝刊」と指示すると、折込み会社が、仕分け対応をしてくれますが、「21日」とだけ指定したため、朝刊地域は間に合ったものの、夕刊地域も休業日の夕刊に折込まれてしまい、休業を知らずに来店した人がいたのです。

営業担当重役の肝いりで、お詫び広告を最優先で作製して、同じエリアに折込みました。
迅速な対応で、スポンサーからは勘弁してもらうことができましたが、担当がミスを犯し、折込み会社への手配を担当する工務も、折込み会社も、そのミスに気づかなかったということで、印刷会社の営業部門、工務部門、折込み会社が、それぞれ、チェック体制を再確認しました。

ちょっとしたミスが、大きな問題になります。
誰かが同じようなミスを犯しても、防ぐことができるように、二重、三重のチェックを確認する機会ともなりました。

kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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