水道の凍結防止
- 2013/12/17
- 韓国生活と文化
水道管の凍結対策を紹介します。
まずは、アパートなどのオンドルのスイッチを切らないで「外出」にして家の中を暖かく保ちましょう。
また、水道管が部屋の外にあるアパートなどでは、水道管を発泡スチロールや新聞などで覆います。
この2つは必須事項です。
次に水道管の中の水が常に動いている状態を維持すると凍結を防ぐ効果があります。
わずかずつでも水を出したままにしておくと、水道管の中の水が常に動いている状態を保つことができます。
水道代はかかりますが、水道管が凍結して破裂すると、多大な出費になります。
また、年末年始の帰国など長期に渡って家を空ける場合は、水道管の中をカラにするのが一番です。手順は以下の通りです。
まず、水道の蛇口をすべて全開にします。
物凄い勢いで水が出ますが、その状態で一気に水道の元栓を締めると、水道管の中が空になります。蛇口は開けたままにしておきます。
注意点は、おおもとの元栓を締めることと、元栓を一気に締めることです。
締め方が中途半端だと管の中に水が残ることがあります。
休みが明けて戻ったら、すべての蛇口を閉じてから元栓を開けてください。
蛇口を開けたままだと、元栓を開けた途端に一気に水が出ます。
なお、水道管の中にわずかでも水が残っていると、凍結して元栓を開けても水が出ないことがあります。
そのときは、部屋の中を暖めながら、水道管に湯をかけるなどしてお待ちください。
水道管が破裂さえしていなければ、管の中が暖まると水が出てきます。
電熱器を使うと漏水で感電したり、管が変形することもあり危険です。
氷が溶けると一気に水が出るので、注意しましょう。
この水抜きは、本州で最も寒い県庁所在地で昔から行われている凍結対策です。