東部二村洞と日本人学校

実をいうと、東部二村洞という地名はありません。
韓国の住所表示は、昨年から道路名になりましたが、それまでは一部を除いて「洞」でした。
観光客で賑わう明洞も明「洞」で、「洞」は日本の「町」や「字」に相当します。
二村は、二村1洞と二村2洞に分かれ、そのうち二村1洞を通称、東部二村洞(トンブイチョンドン)、二村2洞は西部二村洞(ソブイチョンドン)と呼ばれていました。
1978年、東部二村洞に京元線(現京義中央線)の駅ができ、1985年に4号線も開通。
住宅地として人気が出たのでしょう。
9月18日の「日本人駐在員と東部二村洞」の時代と違って、南山の無線を受ける必要がない現在、日本人はソウル各地に分散していますが、東部二村洞は、日本人学校のスクールバスの唯一の発着地となっています。
日本人学校に通う方法は、上岩洞にある学校まで送迎するか、東部二村洞から発着するスクールバスに乗るか、二つの方法しかありません。
離れた場所に居住し、毎日、東部二村洞のスクールバス乗場まで送迎する人もいるといいます。
日本人学校の徒歩通学圏である上岩洞周辺から通勤に便利な日系企業は限られます。
小学生や中学生の子がいる家庭は東部二村洞が有力な選択肢になります。
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kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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