いまどきのカメラは、画素は気にしなくても良いでしょう。
PCのモニターやテレビはせいぜい100万程度。印刷も300〜500万画素程度で十分です。
最近のカメラは1000万画素を大幅に上回っていますが、データも大きく、最高画質で撮ることは滅多にありません。

シャッタースピードは、ポートレートとか風景写真だと1/60秒か1/125秒ですが、動きのあるものだと1/250秒〜1/1000秒は欲しいところです。
商品写真は三脚に据えて撮るので、早いシャッタースピードは必要としません。

開放f値とは、レンズの絞りをもっとも開いた状態で、開放絞り値がそのレンズで設定できるもっとも小さい絞り値です。
値が小さいほどレンズの値段は高くなります。
開放f値が小さい、明るいレンズは、薄暗い室内でもストロボなしで撮影ができ、早いシャッタースピードで撮ることもできます。
また、値が小さいほど、ピントの合う範囲(=被写界深度)も狭くなり、背景をボカすこともできますが、記録写真や商品写真など、背景もしっかり写すことが多く、標準ズームでf値が8〜11くらいで撮ることが多いので、開放F値にはあまりこだわっていません。

ISO感度は、フィルムのASA/ISOと同様で、数字が大きいほど、暗い場所でもストロボなしで撮影ができ、シャッタースピードも早くできますが、あまり上げると写真にノイズが増えます。
普段は自動設定にしますが、商品写真など手動で設定することもあります。

人物や商品を撮るときに大切なのは光線です。
光を上からあてると、自然に見えます。
人物などは顔に影ができてしまうので、正面から補助光を当てるときれいに写ります。
ガラスや金属などは、正面からストロボを当てると反射して光ってしまいます。
光線が上からだけだと、形状によっては影ができるので、正面から補助光を当てると良いのですが、ガラス瓶などは補助光の光源も写ってしまいます。
レフ板を使うと良いでしょう。

いまどきのカメラはとてもきれいに写るので、あまり画質を上げすぎると肌荒れまで写ってしまいます。
女性を撮るときの裏技ですが、+1〜2程度、露出補正を行うと色白になり、肌荒れも目立たなくなります。

kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

この著者の最新の記事

関連記事

話題の記事

  1. 보도자료를 효율적으로 활용한 기업에는 일본 맥도날드가 있습니다. 일본 맥도날드는 개점 당…
  2. 古宮など韓服を着る日本人観光客を目にするようになりました。 旅行者は無論、韓国生活の記念に韓服写真…
  3. プレスリリースは、新聞、テレビ、雑誌、WEBニュースなどの媒体を通じて情報を発信する手法の一つです。…
  4. ソウル在住の日本人カメラマンがソウルの歴史スポットをご案内します。 <コース-1> ソウルの昭…
  5. 明洞の趙成珉(チョウ・ソンミン)メガネ・コンタクトが明洞創業23周年を記念して、コロナ克服特別割引セ…

カート

商品カテゴリー

ページ上部へ戻る