写真の話
- 2012/11/1
- Camera・Photo, マーケティング・広告, 韓国ビジネス
いまどきのカメラは、画素は気にしなくても良いでしょう。
PCのモニターやテレビはせいぜい100万程度。印刷も300〜500万画素程度で十分です。
最近のカメラは1000万画素を大幅に上回っていますが、データも大きく、最高画質で撮ることは滅多にありません。
シャッタースピードは、ポートレートとか風景写真だと1/60秒か1/125秒ですが、動きのあるものだと1/250秒〜1/1000秒は欲しいところです。
商品写真は三脚に据えて撮るので、早いシャッタースピードは必要としません。
開放f値とは、レンズの絞りをもっとも開いた状態で、開放絞り値がそのレンズで設定できるもっとも小さい絞り値です。
値が小さいほどレンズの値段は高くなります。
開放f値が小さい、明るいレンズは、薄暗い室内でもストロボなしで撮影ができ、早いシャッタースピードで撮ることもできます。
また、値が小さいほど、ピントの合う範囲(=被写界深度)も狭くなり、背景をボカすこともできますが、記録写真や商品写真など、背景もしっかり写すことが多く、標準ズームでf値が8〜11くらいで撮ることが多いので、開放F値にはあまりこだわっていません。
ISO感度は、フィルムのASA/ISOと同様で、数字が大きいほど、暗い場所でもストロボなしで撮影ができ、シャッタースピードも早くできますが、あまり上げると写真にノイズが増えます。
普段は自動設定にしますが、商品写真など手動で設定することもあります。
人物や商品を撮るときに大切なのは光線です。
光を上からあてると、自然に見えます。
人物などは顔に影ができてしまうので、正面から補助光を当てるときれいに写ります。
ガラスや金属などは、正面からストロボを当てると反射して光ってしまいます。
光線が上からだけだと、形状によっては影ができるので、正面から補助光を当てると良いのですが、ガラス瓶などは補助光の光源も写ってしまいます。
レフ板を使うと良いでしょう。
いまどきのカメラはとてもきれいに写るので、あまり画質を上げすぎると肌荒れまで写ってしまいます。
女性を撮るときの裏技ですが、+1〜2程度、露出補正を行うと色白になり、肌荒れも目立たなくなります。