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ミラーレス一眼カメラ
- 2013/12/2
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フィルムカメラは、レンズから入った像がどのように写るかファインダーを見てイメージして撮ります。
感光したフィルムを「現像」処理して、はじめて実際に写っている像を確認することができます。
デジタルカメラは、レンズから入った像を撮像素子で受けて、カメラに搭載した画像エンジンで処理します。
カメラのなかで「現像」処理まで終わらせることができるので、撮像素子が受光した像をそのまま見ることができます。
一眼レフの特徴である、レンズから入った像をミラーで反射させてプリズムを通して見る「レフレックス」構造を除き、撮像素子が捉えた像を液晶に表示させるのがミラーレスカメラです。
メーカーによって呼び名の違いはありますが、一般にはミラーレス、または、ミラーレス一眼と呼んでいます。
レフレックスの構造がない分、小型軽量化ができます。
一眼レフの小型判という考え方で、ミラーとファインダーがないほかは一眼レフと同じ機能を盛り込んだカメラがあります。
また、レンズ交換ができるコンパクトカメラというコンセプトの機種もあります。
メーカーや機種によって機能はさまざまです。
ミラーレス一眼は、カメラ専業メーカーのニコン、キヤノン、ペンタックスのほか、オリンパス、ソニー、パナソニック、サムスンなどがあります。
ニコン(ニコン1)、キヤノン(EOS M)は、ミラーレスの小型軽量化を活用するため、一眼レフ用とは別にミラーレス専用の小型レンズを用意しています。
ペンタックスは、一眼レフ用レンズ(Kマウント)を装着するカメラとQマウントというミラーレス専用レンズのカメラがあります。
ミラーレス一眼専用のレンズマントのカメラも、アダプターを使えば同じメーカーの一眼レフのレンズも使うことができますが、ミラーレスのメリットであるコンパクト性は半減します。
オリンパスとパナソニックは、マイクロフォーサーズという規格を採用していて、これらは互換性がありますが、ほかのメーカーは、互換性がありません。
ミラーレス一眼カメラも一眼レフと同様、オリンパスとパナソニック以外はレンズの互換はありませんが、レンズを残してボディを買い替えることはあまりないので、一般にはメーカーよりもカメラそのもので選ぶことが多いでしょう。