順天の観光スポットその2

順天市の市内から西に20kmほどの場所に、城壁で囲まれた楽安邑城民俗村があります。
この楽安邑城は、城壁で囲まれています。

城壁のなかには、朝鮮時代のままの家が建ち並び、いまでも200名以上の人々が暮らしています。
門を入ると、土産物店が並んでいますが、さらに進むと、北側には役所などの史跡があります。
城門の櫓や城壁に上ると、城壁の内外を見渡すことができます。
観光のほか、伝統的な結婚式を執り行うこともできますし、伝統工芸や書、遊びなどの体験もあります。

韓国には、龍仁の韓国民俗村など、いくつか民俗村がありますが、楽安邑城は、実際に人々が生活している唯一の民俗村で、往事を再現した民俗村や映画やドラマのセットと違い、そのままで生活の息吹が感じられることから、朝鮮時代のリアルな映像を目的に映画やドラマの撮影も行われています。

日本でも人気があった大長今は、宮廷の映像はドラマ用のセットで撮影されましたが、街中の光景など、楽安邑城でもロケが行われました。
疫病に襲われた家々を焼くシーンもこの楽安邑城の一角で撮影されましたが、景観を守るため、撮影のあと復元されています。

村内には民宿を営んでいる家もあり、1泊3〜5万Wで朝鮮時代そのままの生活を体験することができます。

順天市内にはドラマ撮影場もあります。
1950〜60年代の街並みを再現したエリア、80年代のソウルの繁華街をモチーフにしたエリア、70年代のソウルの庶民の居住地をモチーフにしたエリと軍部隊のセットがあります。

実際に使われていた建物や住宅を移築しただけあって、建物も作りも、とてもリアルで、様々なドラマの撮影に使われています。

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kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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