順天と順天湾国際庭園博覧会

順天市は、全羅南道にある港町で、ソウルの龍山駅からKTXで3時間強、上述の順天湾自然生態公園のほか、名刹の仙岩寺や松広寺があり、小西行長が築いた倭城も残っています。

その順天で、国際庭園博覧会(Garden Expo)が開催されています。

メイン会場にある世界庭園は、風車があるオランダ庭園やフランス、イギリス、ドイツなどのヨーロッパの庭園とアジアでは、中国、日本、タイなどの庭園が用意されています。

日本庭園は高知県にある枯山水を参考にしたという触れ込みですが。。。

室内庭園では、さまざまな庭園のスタイルを提案しています。
この博覧会は8月20日まで開催されています。

博覧会のタイトル名にもなっていますが、順天市の南部には順天湾が広がっています。
広大な干潟は、世界でも有数の水鳥の生息地で、コウノトリやサギ、ミヤコドリをはじめ、天然記念物に指定されている鳥などが棲息し、確認できる鳥は、渡り鳥も含めると200種以上になります。
葦が群生している広大な干潟は、順天湾自然生態公園として保護されており、通路に設けられた橋の下に棲息しているムツゴロウやカニを間近に観察することができます。

葦が棲息する通路を通り過ぎた先にある龍山は登るのが大変ですが、その先にある展望台から一望する順天湾は絶景です。
ちなみに、全羅南道や順天市の観光ポスターで使われている順天湾の写真は、この龍山展望台から見た湾です。

順天湾自然生態公園は30分程度あれば、ひと通り見ることができますが、龍山展望台までは、徒歩で1時間以上かかるので、展望台まで往復3時間程度みると良いでしょう。

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kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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