韓国’儒教’文化考察 パワハラ

韓国の儒教文化は、目下の者が目上を敬うだけでなく、目上の者が目下の人に強要することがよくあります。
老人は老弱者席に座っている人に怒鳴りつけて、席を譲らせます。
ちょっと前に「ナッツ・リターン」事件がニュースになりました。
航空会社のグループ会社副社長が、乗務員を怒鳴りつけて、滑走路に向かっていた飛行機をゲートに戻して乗員を降ろした事件です。
事件を契機にパワハラが注目を浴びましたが、ナッツリターンは、外国人や「マウル」の外の人を巻き込んだために表面化しただけで、韓国の財閥系企業では珍しくない「財閥あるある」といいます。
ほかにも、アパートの住人が管理スタッフに無理難題を押し付けて、自殺するという事件もありました。
本来は対等なはずなのに、部下や店員、アパートの管理スタッフなど、ある部分において優位になりえる人が立場を利用して謝罪を要求するなどのハラスメントを行うことが日常的に起こっています。
「謝罪」の間、謝罪を受ける側が謝罪する側より優位に立ちます。
その謝罪を受ける=優位になるため、日本に対して謝罪を要求するという捉え方ができそうです。


kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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