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WEBアクセシビリティとWEB標準
- 2013/12/3
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早いもので、今年も残すところ1ヶ月をきりました。
ソウル市内では、赤いコートを着て募金活動を行う救世軍の活動がスタートしました。
忘年会(送年会)で飲む機会が増えると思いますが、寒さも厳しくなりますので、飲み過ぎや体調管理には注意しましょう。
WEBアクセシビリティ
WEBサイトに簡単にアクセスできない環境、あるいは、障害者など一般の人たちとは異なる人々の情報格差を減らそうというのがWEBアクセシビリティの基本的な考えです。
健常者は、マウスを動かし、キーボードを操作し、WEBサイトの文字を問題なく見ることができますが、障害者や高齢者など限界があります。
WEBサイト(ホームページ)が情報ツールとして普及してくると、健常者との情報格差の問題が生じてきました。
そこで、「Webを利用するすべての人が、年齢や身体的制約、利用環境等に関係なく、Webで提供されている情報に問題なくアクセスし、コンテンツや機能を利用できる」Webアクセシビリティ標準が1999年にできあがり、2000年代に各国に広がりました。
似たような単語にユーザビリティがあります。
ユーザビリティは使いやすさであり、Webアクセシビリティは、ユーザーがそのWebコンテンツを使えるかどうかという違いがあります。
韓国では、公共機関や公共性の高い企業のサイトは、2013年までにこのWEBアクセシビリティ標準を遵守することが義務付けられています。
一般企業は、まだ義務化はされていませんが、今後、義務化されていく可能性があります。
WEB標準
WEBアクセシビリティと似た考え方にWEB標準があります。
多くのサイトがグローバル化し、また、WindowsのInternet Explorerに加え、Google ChromeやFirefox、Opera、また、MacのSafariなど、Internet Explorer以外のアプリケーションソフトでインターネットにアクセスする人が増えてきました。
Internet Explorerに合わせて作ったサイトがGoogle Chromeでは違う形に見えることはよくありますし、MacのSafariでは表示できないサイトもあります。
WEB標準とは、このような環境、Windows、Mac、あるいは上述のどのアプリケーションを使っても、意図した通りに見ることができるようWEBサイトを作るというものです。