まず、できることからやってみる
昨日のつづき。何かを成そうと思ったら、行動を起こすことが大切です。できることからやってみること。用意周到も良いのですが、行動してみて、やってみてダメだったら修正すれば良いのです。「石橋を叩いて渡る」といって、なかなか行動を起こさない人がいます。用心の上にさらに用心を重ねて物事を行うという意で、「石橋を叩く」という軽い行動を起こしてから「橋を渡る=本格的に物事に取り組む」と解釈すべきなのですが、「石橋を叩かず渡らない」人や企業も少なくありません。切羽詰まってから、慌てて実行すると「石橋を叩いて壊す」ことにもなりかねません。石橋を叩くという行動を起こすことで、どのように渡れば良いか見えてくるものなのです。ここ数年、ソニーやパナソニックなど、テレビをはじめとする家電のシェアを韓国企業に奪われて、事業の縮小を余儀なくされている問題が提起されています。松下幸之助の「やってみなはれ」という語録がありますが、韓国のSAMSUNGやLGは、この「やってみなはれ」を実行しているのです。SAMSUNGのテレビは、世界で大きなシェアをもっていますが、SAMSUNGは、ある国にテレビなどの商品を売る場合、はじめに社員を派遣します。その社員は、その国を知り、その国のニーズを会得することに専念します。そして、その国とニーズを会得してから、その対象国向けの商品を作って、売り込みをかけます。その社員の派遣が石橋を叩くこと、そしてその対象国向け商品の製造、販売が橋を渡るという行為なのです。日本企業の衰退は、石橋を叩いて渡らないことが最大の原因です。SAMSUNGは、石橋を叩いて橋を渡っています。まずは、できる行動を起こすこと、そして、行動で得た成功や失敗をもとに修正しながら取り組むことが大切なのです。できることから、やってみなはれ。…
行動すること
震災から1年8ヶ月、岩手県の陸前高田市では、ボランティアセンターが廃止になるなど、ボランティア活動の縮小や、なかなか進まない行政への不満が続出しています。ボランティアセンターの廃止は、寄付金が集まらず、ボランティアの活動の中心になるスタッフの雇用ができないからとか。せっかく、ボランティアが現地に入っても、何をすれば良いか判らないという状況に陥る懸念があります。そして、行政に不満をぶつけています。災害復旧でボランティアセンターのスタッフを雇用するために寄付金が必要というのであれば、その寄付金を集めるために、どんな行動をとってきたのでしょうか。不満を述べる前に、自分たちが何をすべきかを考える必要がありそうです。このことは、仕事にもいえます。こういう仕事をしたいとか、こういうことをすれば会社のためになるとか、会社は、なぜ、しないのかとか、発言する人が少なからずいます。でも、こういう発言をする人のなかには、自分では何もせずに、発言するだけの人もいます。じゃあ、やってみろと言われても、自分からは何もしません。実は、広告提案でも、何の根拠もなしに提案をする人がいます。インターネットを使ったり、自らの足で歩いたりして、想定ターゲットの消費行動に関する情報を集め、自らの目で見て提案をするのが本来ですが、何もせずに、勝手に提案するだけです。広告を発注するマーケティング、あるいは、販促担当者のなかにも、現場を見ないで広告展開を考える人がいます。消費者の気持ちになって、自社商品、自社店舗やライバル社、ライバル商品を見ることは大切です。マーケティング、販促担当だけではなく、広告を提案する側も、自分が提案する商品やサービスのライバルとなる商品やサービスのチェックが大切です。…
想定されることは、いつか起こる
昨日のつづき企画の実行、ことに、イベントの運営では予定が外のことが起こることが多々あります。「想定されることは、必ず起こる」と考えて、事前対策をとることが大切です。東日本大震災では「想定外」という言葉が、たびたび出てきましたが、何かことが起こったときに、予測できなかったという言い訳をする会見もよく見かけます。想定外、あるいは、予測できなかったという場合、本当に想定外のケースもあるかもしれませんが、十分なシミュレーションを行っていれば、十分に予測できた事例も少なくありません。予測できたにしても、可能性が小さいからと見逃すケースが多いのです。予測しうること、想定されることは必ず起こるのです。想定外が起きたらどうするか、対策を考えておくことが大切です。最大40mという津波は、予測はできませんが、少なくとも、「防波堤•防潮堤の能力を超える津波」が起こる可能性は十分に想定できます。そのようなときに、いかに人命を守るかという事前対策ができていれば、あれほど、多くの犠牲者を出さずに済んだのではないでしょうか。広告会社でイベント運営を請け負うときなど、会場図面と現場ロケで、出演者や来場者などの動きを最大限、シミュレーションして、スタッフの人数を決めます。そして、現場スタッフの人選をしてから、予期せぬ事態に対処するため、プラスαのスタッフが待機します。この予備スタッフは、イベントが予定通りに進行すれば、手持ち無沙汰で一見、無駄な経費ですが、想定外の事態が起こったときには、その事態に対処する役割を果たします。想定外の事態が起これば、その経験は、予測可能な事前対策の事例として蓄積され、次回に活かされます。…
繰り返すこと つづき
広告会社時代は、毎日のように企画書を作成し、毎週数本の企画書を提出していました。近年、とくに官公庁や各種団体など、公的機関が発注する企画では、コンペによる発注が増えています。官公庁や公的機関の発注には、入札、企画コンペ、随意契約があります。入札は、発注者が提示した仕様に対して提出した見積のなかで、一番、安い業者と発注契約を結びます。コンペは、発注者が予算上限を提示し、その予算内でなにができるか企画書の提出を求め、その企画提案書を見て、発注先を決定する方式です。随意契約は、入札やコンペで発注先を決めた業務に付随するなど、その業者に発注するのが妥当な場合や、ほかに適当な発注先がない業務の契約です。企画コンペの失敗は、不採用です。公的機関の企画では、不採用の理由は公表されませんが、どこかの会社が受注しますので、目にすることができます。その広告やイベントと提出した企画書を比較検証し、次回への糧とします。企画コンペとは関係なく、企画を提案することもあります。企画コンペと違って落選はありませんので、採用されなくても、再度、企画を提出できます。11月14日に書いた三陸観光PRも、実は2度目に提出した企画です。一度目に2種類の企画を提案したものの、採用されず、2度目にも同じく2種類の企画を提案したうちの1つです。企画力をアップするポイントは、失敗を恐れず、一度ダメだったからと諦めずに、何度も繰り返し考えることです。事前準備と現場での目配りも大切です。事前準備では、何が起きるか、あらゆる可能性をシミュレーションして不測の事態に』備えます。それでも、想定外の事態は起こりうるので、現場での目配りが大切になってきます。…
繰り返すこと
料理が苦手という人がいます。作ってみたら、大変だったとか、美味しくなかったとかいう理由で苦手意識をもっている人がいますのですが、はじめから上手くできる人などいません。何度も作っているうちに、コツをつかんで手間がかからなくなりますし、味もよくなるのです。企画も同じこと。失敗もあれば、成功もあります。いろいろな企画を繰り返し考え、実行することで、磨かれていきます。はじめから企画力がある人などいません。失敗や成功を繰り返して、力がついていきます。いまでも残っている苦い思い出があります。10年以上前ですが、印刷会社当時、担当していたホームセンターが、棚卸しのため臨時休業することになり、その休業広告の相談を受けました。休業案内を作製して、いつもチラシを折込んでいるエリアに配布する手配をし、なんとか休業日当日に間に合わせたのですが、問題が起こりました。新聞折込みは、都市部は朝刊ですが、山間部は夕刊です。たとえば、21日であれば、「20日夕刊、21日朝刊」と指示すると、折込み会社が、仕分け対応をしてくれますが、「21日」とだけ指定したため、朝刊地域は間に合ったものの、夕刊地域も休業日の夕刊に折込まれてしまい、休業を知らずに来店した人がいたのです。営業担当重役の肝いりで、お詫び広告を最優先で作製して、同じエリアに折込みました。迅速な対応で、スポンサーからは勘弁してもらうことができましたが、担当がミスを犯し、折込み会社への手配を担当する工務も、折込み会社も、そのミスに気づかなかったということで、印刷会社の営業部門、工務部門、折込み会社が、それぞれ、チェック体制を再確認しました。ちょっとしたミスが、大きな問題になります。誰かが同じようなミスを犯しても、防ぐことができるように、二重、三重のチェックを確認する機会ともなりました。…
日本の食文化
昨年10月から、日本大使館公報文化院の公報誌に日本の食文化のコーナーを執筆しています。前公報文化院長と酒の席で、会席料理と日本酒の話をし、その内容を寄稿したのがきっかけでスタートした企画で、2巡目に入りました。隔月で偶数月に、旬の食材を使った料理を紹介しています。1年目は1ページで、料理と日本酒を紹介していましたが、2年目に入って、見開き2ページに増えたので、旬の料理の紹介に加えて、家庭でできる日本料理も紹介しています。もともと、料理は食べることも、作ることも好きで、慣れてきたこともあって、書くことは苦にならないのですが、大変なのは写真選び。版権上の問題のない写真で、かつ、記事で紹介している料理写真を基準に選んでいます。公報文化院からもらった写真と自治体からもらった写真、その他政府機関が公開している写真、自分が撮った写真のなかから選ぶのですが、どれもこれも美味しそう。美味しいそうとか、食べたいけどソウルでは食べられないな、などと考えながらの写真選びなのです。とくに空腹時の写真選びは、キツいものがあります。今年の6月は鰻料理を写真とともに紹介。炭で焼いている蒲焼きとか鰻重とか。8月には寿司を取り上げ、写真も握り寿司のほか、ちらし寿司、押し寿司など。10月は米文化をテーマに、いろいろなどんぶり料理を写真とともに紹介しました。いまは12月号の執筆中。去年は、正月に向けて御節料理や年越しそばを取り上げたので、今年は蟹とおでん。それと、家庭でできる味噌煮込みうどん。数ある料理の画像を見ながら、イメージが伝わる料理写真を選ぶのです。匂いや味が伝わってくるのに、しかも、ソウルでは、食べられない味ばかり。想像してみてください。…
アイデアが生まれるとき
フィクションの世界では、トイレでアイデアがひらめくとか、ベッドのなかで思いつくという話もありますが、そういうことはありません。まずはデスクの前で、アイデアラッシュをします。できるかどうかは考えず、いろいろ書き出してみます。それから、散歩に出かけて、戻ってきてから企画書にかかります。散歩と言っても、市場調査ではありません。ぶらぶら歩きのこともあれば、誰かとおしゃべりをしに行くこともあります。情報収集ですが、広告企画では多くの場合、必要な情報はクライアントからもらいます。資料でもらうこともあれば、ヒアリングのみの場合もあります。消費者の視点での売り場チェックは、広告プランナーの性(さが)で、買い物のときにチェックする習慣ができてしまっていますし、ニュースを見るときも、アイデアのヒントを探す癖がついてしまっています。それまでチェックをしたことがない商品の場合は、アイデアラッシュの前にチェックしますが、B…
企画するということ
マーケティング担当、広告担当といわれる人のなかには、テレビの番組表や新聞などの料金表を見て、CMや広告の出稿を手配して、広告を企画したと思っている人が少なくありません。それ自体は悪くないのですが、なぜ、このテレビ局の、この時間帯に出稿するのか。なぜ、他の局ではないのか、なぜ、他の時間帯ではないのか。明確に答えられれば良いのですが、曖昧だったら企画とは言い難いです。企画力は鍛えることができます。消費者の視点に立って、消費者が何を求めているか、どういう行動を取るのかを調べたり、考えたりして、整理する。この繰り返しを行うと、どんどん鍛えられていきます。消費者の行動は、自分が消費者の立場になって、行動するとよく見えてきます。カメラを売るのであれば、カメラ雑誌を見て、売り場に足を運びます。化粧品や衣料であれば、ファッション雑誌を見て、売り場に足を運びます。食品も小売対象であれば、売り場が良いでしょう。販売者として足を運ぶのではなく、消費者の立場で見ることが大切です。雑誌ではトレンドが見えてきます。売り場では、消費者が自社商品に手を出しやすい環境かどうかが見えてきます。インターネットの情報収集は諸刃の剣です。情報が入手しやすい反面、信憑性の検証も必要です。検索結果のなかには、客観性に欠ける情報や古い情報も少なくありません。ソウルに来て3年間、日本料理店や居酒屋と付き合ってきました。どうすれば、もっと酒が売れるかという相談をよく受けていました。商談は営業時間帯を外しますが、販売を考えるときは、営業時間帯に客として訪問すると、いろいろ見えてくるものです。一般にテーブルPOPが効果的といっても、実際に料理が並ぶと、そのPOPを置くスペースがなかったり、提案している商品と客層が違ったり。客として訪問してはじめて気づくことが少なくありません。…
販促品 昨日のつづき
名刺入れや財布のほかに、腕時計も貰っても使いたくないノベルティ。ですが、置き時計となると別です。温度計や湿度計がついた置き時計は、事務用品として買う機会はないので、ノベルティとしてもらうと重宝するものです。爪切りセットや裁縫セットも重宝します。日本で一時期流行ったエコバッグは微妙です。大手マートは、買い物袋は有料。節約のために買い物用の袋を持っている人が少なくありませんし、買い物袋の持参が環境に貢献するという発想にはなりにくそうです。厨房関係では、マグカップが無難ですね。若い人には、ステンマグカップも良いでしょう。調理用のハサミが入った調理器具セットは韓国ならでは。ハサミ+皮むき、ハサミ+ナイフなど、ハサミが基本になっています。http://pluxkr.com/Shop/Middle.asp?mcd=M69656095&ca=20スポーツでは、ゴルフ用品は定番ですが、登山用品が韓国らしいところ。値段も高くなるので、ノベルティとして使う機会は少ないでしょう。日本ではボールペンと並ぶ定番といえば、ティッシュペーパーですが、韓国ではウェットティッシュが、ノベルティとしての人気は高いようです。キーホルダーや携帯ストラップは好みが分かれるところです。携帯ストラップとして使えるUSBやオリジナルのTマネーは重宝します。一人で2個も3個も使わないので、よほどデザインが良いか、早い者勝ちになりそうです。http://pluxkr.com/Shop/small.asp?mcd=M37208638&ca=88&catlarge=001&catmiddle=023…
販促ノベルティ
PLUXの事業の柱は、印刷、広告企画、そして販促品です。販促品の定番といえば、社名入りボールペンとメモ用紙ですが、韓国ならではの販促品といえば「傘」http://pluxkr.com/Shop/Middle.asp?mcd=M37208638&ca=18日本は雨が多く、それぞれ気に入った傘を持っていて、にわか雨でもない限り、社名入りの傘をさすことはありませんが、ソウルは雨が少なく、傘をもって外出しても、帰りには晴れて、置き忘れも少なくありません。置き忘れるのだから、貰い物で済ませようということなのかどうか定かではありませんが、折りたたみ傘から大きい傘まで、傘をノベルティ品にする習慣があるようです。pluxkr.comでも1千W台のビニール傘から3万W台まで、数多く取り揃えています。多すぎて選ぶのも大変ですが。。USBメモリも定番になってきています。いまは、価格も5千W台〜と下がってきていますし、どんな業種でも使えるメリットがあります。同じくコンピュータ用品のマウスパッドは少なくなりました。ノートPCやタブレットが増えて、使う機会が少なくなったのでしょう。http://pluxkr.com/Shop/Middle.asp?mcd=M81757300&ca=7いままで貰ったノベルティで、個人的に重宝しているのが、15cmの定規です。自分で買うなら大は小を兼ねるとはいいませんが30cm級。15cm級の定規を買おうとは思いませんでしたが、このサイズは持ち歩きもできるので、重宝しています。価格も400W台と安いので、検討の価値はあります。逆に使いたくないノベルティもあります。社名が目立つ高級そうなボールペンを持っていますが、持ち歩くことはありません。名刺入れや財布も扱い品目のなかにありますが、自分が勤めている会社ならともかく、ノベルティとしてもらっても使いたいと思いません。…
日本ブランド
先週、日系2社の社長と韓国でシェアが大きい日本ブランドの話題になりました。なんといっても、一番はデジタルカメラでしょう。デジタル一眼レフカメラは、CanonとNikonの2社で約90%のシェア。残りの10%にOlympusとSonyも含まれるので、ほとんど日本ブランドが占めています。コンパクトデジカメは、Samsungが50%近くを占めていて、Canon、Nikon、Olympusなど日本ブランドが続きます。メガネのレンズはHoya…
PLUXの話し
私が参画しているPLUXは、印刷物のプランニングとコーディネートを行う事務所です。韓国語、日本語、それと英語のポスター、チラシ、カタログ、リーフレット、パンフレット、会社案内など。中国語など、その他の言語もできますが、専任のネイティブチェックは韓日+英。印刷物のコンセプトを整理してプランを立てて、工程を管理します。デザイナーは社内スタッフもいますが、デザイナーには個性や得手不得手があるので、仕事に応じて依頼しています。後工程は、乙支路では専門に特化しているので、仕事に合わせて選びます。プランニングと同時に、品質や予算、納期に合わせた外部スタッフの手配も大切な仕事です。PLUXは、各スタッフが経験やノウハウを持ち寄って、日本企業や韓国企業の韓国語•日本語印刷物と広告、販促ノベルティを扱う印刷企画•広告企画会社。なんで酒屋が印刷なの?と訊かれますが、実はこちらが本業なのです。韓国に来る前は、印刷と広告を合わせて15年以上。酒屋からの転身!ではなく、本業に戻るということ。印刷のほかには、広告やイベント、PR、販促ノベルティを扱っています。広告料を払ってマス媒体などに広告を掲出するのが広告で、記事で取り上げてもらうのがPR。PRは広告料は不要ですが、取り上げてもらう企画がポイントです。いまは広告料を払って記事で取り上げてもらう記事広告も増えています。販促ノベルティは、共同購入品が約2万点。加えて、韓国に進出している日本ブランドの商品も順次加えていく予定です。http://pluxkr.com…
