
韓国ビジネス便利帖
お待たせしました。韓国ビジネス便利帖ができました。在韓日系企業にとって、日本企業のアイデンティティを理解し、日本語でサービスを提供する企業や団体の協力は有り難いものです。これから韓国に進出する企業向けの進出ガイドを作成・発行している機関はいくつかありますが、進出後に必要となる各種情報は先達者の紹介に頼っている事例が少なくありません。在韓日系企業や駐在員を対象に日本語でサービスを提供する企業等の情報をまとめたイエローページがあると便利だろうと考えていましたが、誰もつくってくれそうにないので、PLUXで出版免許を取得し、「韓国進出日系企業;韓国ビジネス便利帖」を作成・発行しました。創刊号の内容は、SJC、ジェトロ、領事部などが日系企業や在韓日本人に提供するサービス。金融・法律・特許・リース・人材紹介・派遣・オフィス機器・オフィス用品・不動産・国内外引越・広告・印刷・販促・ギフト・医療機関・韓国語などのビジネスサービス駐在生活お役立ち情報。在韓日系企業に日本語でサービスを提供する企業や団体情報と駐在員向けの役立ち情報です。定価は8000KRW韓国内の書店で販売しますが、PLUXでも直接販売します。表紙の写真は「韓国の今昔」「韓国の色彩」「韓国の食」です。…

QRコード
ソウルでもQRコードを表示している広告をよく見かけるようになりました。このQRコードは、自動車部品メーカーのデンソーが、自動車部品や配送センターでの使用を念頭に、開発した二次元コードで、高速読み取り=Quick…

唐辛子の話し
料理ではありませんが、南米原産の唐辛子は、コロンブスのアメリカ大陸の発見で欧州に伝わり、16世紀にポルトガルから日本に伝わりました。日本に伝わった当初は、食用ではなく、観賞用や足袋などの霜焼け止めとして用いられました。この唐辛子が秀吉軍によって韓半島に持ち込まれ、食用として用いられるようになり、改めて食用として日本に紹介されてから香辛料として普及したといわれています。この唐辛子は別名「南蛮」ともいいます。16世紀にフィリピンや台湾などを通って、南方から日本に来たポルトガル人やスペイン人を南蛮人とよび、この南蛮人が持ってきた唐辛子を「南蛮胡椒=南蛮」と呼ぶようになりました。南蛮人というのは、古代中国の思想で、南の野蛮人という意味ですから、ポルトガル人やスペイン人が意味を知ると怒るかもしれませんが、肉を食べ、赤い酒や牛乳を飲み、また、天狗のように赤ら顔で高い鼻という風貌ですから、まさに南蛮人に思えたのでしょう。日本で牛肉を食べるようになったのは、明治以降で、江戸時代までは肉といえば、地域によっては猪肉もありましたが、一般には鶏肉か雉子などの鳥類です。鶏肉と南蛮を使った料理にチキン南蛮があります。鶏のから揚げに南蛮酢をかけた料理で、南蛮酢というのは、酢に砂糖と塩を加えた甘酢にネギと南蛮を交ぜてつくります。この料理も南蛮が入っていることから名付けられました。七味唐辛子は、唐辛子を主原料にさまざまな香辛料を加えてつくります。起源は江戸時代で、上方では七味唐辛子、江戸では七色唐辛子、あるいは、七種唐辛子と呼ばれていました。芥子、ミカンの皮、胡麻、山椒、麻の実、紫蘇、海苔、青海苔、生姜、菜種などがあり、客の好みに応じて調合したものです。市販されているハウス食品とヱスビー食品の原料は、唐辛子、陳皮、ゴマ、山椒、麻の実、けしの実、青海苔の7種です。…

コーヒー
韓国でもコーヒーショップが増えていますが、日本のコーヒーの消費量は、アメリカ、ブラジル、ドイツに次いで世界第4位で、輸入量が第3位のコーヒー大国です。
コーヒー豆は、生産国によって、味や風味が異なります。
食品の素材にこだわる日本人は、このコーヒー豆の生産地の特徴を引き出す淹れ方にも拘ります。
コーヒーが日本に伝わったのは、17〜18世紀にオランダ人が長崎の出島に持ち込んだのが最初といわれていますが、正式な輸入は1858年の開国以降で、横浜など西洋人居留地を中心に少量が飲まれていました。
20世紀はじめに日本人のブラジル移民のあと、ブラジル・サントス州からコーヒー豆が入ってくるようになり、カフェと呼ばれるコーヒー店ができるなど広がりました。
「コーヒー」という呼び名はオランダ語のkoffie…

天ぷらとトンカツ
天ぷら
寿司や蕎麦と並ぶ代表的な日本料理ですが、16世紀にポルトガルから伝わったフリッターが直接の起源です。
素材に米粉の衣をつけて油で揚げる料理法は、奈良時代—平安時代には伝わっていましたが、いまと同じような小麦粉を使った「てんふら」が文献に見えるのは17世紀後半からで、てんぷらという名もポルトガル語で調理に関連するtemperarあるいは…

日本の食;カレーライスの話
カレーは、インドやタイなど、東南アジアを中心にさまざまな地域で食べられていますが、日本のカレーは明治時代にイギリスから伝わったcurry…

日本の食;ラーメンの話
日本食のなかには、外国に起源をもつ料…

韓国文化と日本文化
今月のお題は、韓国で生活を始めた時、…

日本食;寿司の起源
イカ、サバ、アジ、カレイ、ホヤなど夏に旬を迎える魚介がいろいろあります。
とはいえ、高温多湿で、ご飯や魚が腐りやすい季節なので、腐りにくくするために酢をまぶした「寿司」が生まれました。
「なれ寿司」は平安時代には食べられていました。
鱗や鰓、内蔵などを取り出し、塩をまぶして一晩おきます。
さましたご飯に魚を入れて、数十日間立つと、ご飯が醗酵して酸味を生じます。
琵琶湖の鮒寿司、秋田の鰰寿司などが有名です。
江戸時代に誕生した「押し寿司」は、酢で味付けし、重石で強く押して一日おきます。
関西では「バッテラ」といい、鯖寿司が有名です。
ほかに京都の鱧寿司や北陸の鱒寿司などがあります。
バッテラは、ポルトガル語のbateira(小舟/ボート)に由来します。
ボートに似ているため、バッテラと呼ばれるようになりました。
「握り寿司」は、江戸の郷土料理(江戸前)でしたが、いまは寿司というと、握り寿司をさすほど定着しています。
昆布で出汁を取った水で炊いたご飯をさまして、酢に塩と砂糖を加えた「あわせ酢」を混ぜます。
この合わせ酢を混ぜた「酢飯」を「舎利」といいますが、もともと仏教の言葉で、サンスクリット語のシャーリ(=米)に由来します。
シャリにのせるネタは、生の魚や貝のほか、だし巻き卵(ギョク)、焼いた鰻や穴子などがあります。
品質が劣化しやすいトロや鮭なども、輸送技術の発達で、生で食べられるようになりました。
ヒラメのエンガワや鮭の脂身は軽くあぶると風味が増します。
寿司ネタは、生の魚介が多いことから、殺菌効果がある…

夏バテ料理
暦の上では秋ですが、暑い日が続いています。日本では古来、夏バテ防止に鰻を食べる風習があります。石麿に…

ビジネスマナー;乗り物の席次
乗り物の席次自動車の席次は、運転手付きの車のケースと、課長級以上など役職者が案内を兼ねて運転するケースがあり、それぞれでかわってきます。運転手付きのケースでは以下の順です。1 運転手の後ろの席2 助手席の後ろの席3 後部席真ん中4 助手席ハイヤーも同じ席次になります。役職者が案内を兼ねて運転するケースでは、1 助手席2 運転手の後ろの席3 助手席の後ろの席4 後部席真ん中いずれのケースでも、最上位の席がかわるだけで、後部席での順位はかわりません。高級車はいわゆるFR車、つまり、エンジンが前で後輪駆動という車が多く、構造上、後部席の真ん中が大きく盛り上がっていて、座り心地はあまりよくありません。エレベータの順序エレベータでも乗る順序があります。まず、操作盤の位置が末席、下座となります。あとは、入口から見て、左奥が上座で時計回りの順が基本です。エレベータ係がいるときは、上位者から順に乗り、次に女性を優先させます。エレベータ係がいないときは、まずは、エレベータを操作する人が乗り、全員が乗るまで「開」ボタンを押します。降りるときは逆順で、エレベータを操作する担当者は、全員が降りるまで「開」ボタンを押し、全員が降りたことを確認してから降ります。…

日系企業のビジネスマナー;席次
受付に到着したら、社名と氏名を名乗り、約束の有無と訪問相手の部署や名前を伝えます。応接室に案内されたら、勧められてから着席します。多少待たされても、室内をウロウロ歩きまわったりせず、静かに待機します。訪ねた相手が来たら、立ち上がって挨拶し、貴重な時間をさいてくれたお礼を述べます。初対面の場合はここで名刺を交換し、同行者がいる時は紹介します。「本日は○○の件でまいりました」と用向きを伝えてから本題に入ります。ダラダラした前置きやあいまいな表現は誤解のもとになることもありますので、気をつけましょう。冬であれば、玄関に入る前にコートやマフラーは外しておきます。但し、約束なしの訪問の場合には、着たままで入り、面会の承諾を得てからコートなどをぬぎます。応接の席次多くの企業の応接室は、テーブルを挟んで、3人掛けのイス1脚と、1人掛けのイス2脚を置いています。3人掛けが来客用で、1人掛けの方は訪問を受けた側が座ります。入り口から遠い奥から順に、上位者が座ります。1人掛けのイスのみを置いている応接室は、入り口から奥まった側が来客用で、入口に近い側が訪問を受けた側です。入口に対して垂直に置いてある部屋は、電話機に近い方が訪問を受けた側で、訪問者は電話機の反対側に座ります。奥が来客用で、入口側が訪問を受ける側が原則ですが、窓からの眺めが良い部屋だと、景色が良い方を上座としていることがあり、席次を気にしないという会社もあります。来客用の応接は、来客が戸惑わないよう席次がはっきりと判りやすい方が訪問者にはありがたいものです。紛らわしいときは、案内者が正しく勧めてくれるのがベストですが、案内は部屋の入口までという会社が少なくありません。正式なマナー応接に通されたら手前(下座)に座り、面談者が入室したら案内を受けて奥の席(上座)に移動するのが正式なマナーですが、日本では応接に案内する時点で上座を勧めてくれるケースが多く、遠慮せず案内に従います。韓国では席次を知らない人が少なくないのか、奥の席(上座)に移るように勧めてくれる人は少なく、移動する機会を逸してしまいますので、はじめから上座に座っても差し支えないでしょう。…