
雨のソウルを楽しむ
今月のお題は梅雨時、「お天気がいまいちでも韓国を楽しむ方法!」ソウルには博物館やアクアリウムなど、屋内で楽しめるスポットがいろいろあります。また、職場が乙支路なので、乙支路から明洞を通って市庁まで歩く機会が多いのですが、乙支路4街からソウル市庁駅まで地下道で繋がっています。それと、明洞の地下商街からも小公洞地下商街を通って市庁駅までは地下道で繋がっています。雨の日はこれらの地下道をよく利用します。乙支路4街〜乙支線3街〜乙支路入口まで、コンビニや軽食、カフェ、パン屋などいろいろな店があり、長い距離も気になりません。実はソウルではじめて契約した携帯電話も、実はこの地下道にある携帯ショップなのです。また、乙支線3街と乙支路入口の間は、最近、リニューアルしたばかりで入居者を募集している空き店舗がまだ、幾つかあって、どんな店が入るのか楽しみです。ところで、梅雨時のソウルで一日中、降り続いていることなんて、ほぼありません。雨が降ったら、ショップやカフェで時間をつぶしていると、小一時間も休んでいれば雨があがります。ソウルはスモッグがかかったように空がどんよりしていますが、雨上がりは空気がキレイになって、すっきりとします。雨が降ったら、カフェで休み、上がるのを待つ。雨がやんだら美味しい空気をいっぱい吸うのも梅雨時の楽しみ方ですね。雨が降ったら、カフェで雨宿り韓屋で談笑するも良し雨上がりの韓屋雨が上がりのソウルの夕日…

価格と品質その3
味はそれなりだけど、対応・サービスが良い店。対応・サービスは良くないけど味が良い店。どちらが良いでしょうか。日本人は良い接客をサービスと考え、韓国人はモノをサービスと考える傾向がありますが、商売におけるサービスとは「適正な対価と引き替えに提供する付加価値」です。ファーストフードのメニューにあるスマイル0円などは原価がかかりませんが、モノであれば提供する側に経費が生じます。適正な対価を伴わないサービスには限界があり、知らぬ間に価格に転嫁されたり、また、従業員の待遇に転嫁されることも珍しくありません。…

価格と品質 その2
日本の自治体ー市区町村では「広報」を発行しています。自治体から住民に対する公式な伝達手段で、毎月、全世帯に配布します。年度はじめに入札を行いますが、町村内に受託できる業者がなかったり、限られるなどで近隣市町村の印刷業者が請け負うこともあります。ある年、某市の印刷会社が隣接する村の広報をダンピング価格で受注しました。印刷や広報は、建設などと違って最低価格がないため、極端なダンピング価格での落札もありえます。この印刷会社はダンピング価格を繰り返し、複数年に渡って受注しましたが、数年後、限界に達して入札への参加を断念しました。困ったのは発注者です。ダンピング価格に合わせて予算を組んでいたため、落札する業者が現れず、入札を繰り返しても不調に終わります。村の広報担当は予算を見直すことにしましたが、補正予算は議会の承認が必要で、住民への公式な伝達手段である「広報」が発行されない異常な事態となりましたが、担当者が相場を知っていれば回避できたはずです。格安価格は、得をしたように思っても、前回書いたように品質低下を招くか、品質に比して安い価格は長続きはしません。結局、困るのは発注者です。質が低いと言いながら、実は相場とは離れた価格で発注していたり、安いと思って発注していたはずなのに徐々に値段が上がっていたりということも往々にしてあります。品質に比して高い価格で発注・購入する必要は毛頭ありませんが、品質と比べて価格が妥当かどうか判断する目を持つことが大切です。品質に見合う妥当な価格を維持することは、自社や発注先はもちろん、自社や発注先を取り巻く業界全体の健全な事業運営につながります。「価格競争」はダンピングを招き、「品質低下」につながる。「適正価格」による品質競争で「品質向上」を図ると自社にもプラスになる。…

価格と品質
日本では100円ショップやディスカウントショップをはじめ、安くて良いものがたくさんあります。韓国はというと、品質が良いモノは高く、安いモノは品質が良くないのが普通で、安くて良いモノは、滅多にありません。せいぜい、在庫処分品かロットが多いまとめ買いくらいです。この良いモノは高く、安いモノは品質が良くないのは、各種製品はもちろん、役務や特注品も同様です。たとえば、建築。つい先月にも、建築中の建物が傾斜したというニュースがありましたが、見積額を比較して安い業者に発注した結果、追加工事の費用が発生したり、あるいは、完成・引渡しから短期間で改修が必要となることがあります。傾斜や崩壊は滅多にありませんが、飲食店など、開店から比較的短期間で、大幅な改装工事を行っている事例をいくつか見てきました。この低価格=低品質、高品質=高品質は、PLUXの業務である看板製作や印刷などでは茶飯事です。ある日系企業は、会社の顔となる看板を格安で発注しました。格安業者は、発注元の会社の指定のロゴカラーや指定フォントを使わずに製作し、弊社が再製作を請け負いました。指定カラーは弊社の得意分野です。指定の英語社名は一般フォントではなかったため、米国のサイトから購入しました。また、印刷物でもコストを下げる手法がいくつかあります。日本の印刷会社では、品質低下を招くことから使ってはいけない手法として、研修などで指導を受けることがあります。韓国の印刷現場を回ると、それらを行っている場面をよく目にします。多くの看板業者や印刷業者などが、品質を二の次にして、価格競争を行い、その結果、低価格・低品質となっている事例が少なくありません。あらゆる分野において、日本では低価格でも最低限のレベルをクリアしているのが普通です。一方、韓国では、低価格=低品質、高品質=高価格が普通です。消費者はわかっています。日本と同じ感覚で、最低限の品質をクリアしているだろうと期待し、見積額のみを比較して発注。結果、出来上がりを見て韓国は品質が悪いと妥協する例がよくあります。韓国には品質にこだわっている事業者や技術者やがたくさんいます。日本の平均レベルを上回る技術者も少なくありません。サプライヤーとなる取引先には、価格競争の前に、品質で競わせること。一定の品質をクリアできる事業者のなかから見積額を比較して発注する。韓国では高品質・高価格は当たり前。誰もがそう認識しています。看板やカタログなど、製品やサービスとは直接関係ない部分でも低品質は発注者の製品やサービスの質に対する不信ともなりかねません。品質に妥協して価格を重視していないか、いま一度、見直してみましょう。おまけ;…

公式サイト
企業が発信する情報といえば、会社の理念・概要(理念・組織・位置など)、商品やサービス(業務範囲)、多くの株主がいれば経営情報もあります。これらの情報は名刺や会社案内、カタログなどを印刷して発信します。経営情報(IR)は冊子を印刷して株主などに渡します。発信できる範囲は、手渡しできる範囲に限られます。いまは公式ホームページを使って発信することが多くなっています。公式ホームページは、会うことが困難な人にも同じ情報を発信できるメリットがあります。印刷など手渡しの発信は、訪問または郵便などで発信するため、受信者に確実に伝わる期待がありますが、ホームページは多くのサイトのなかから探し出して、確実にアクセスしてもらう必要があります。つまり印刷物は、発信者>受信者の一方通行。公式ホームページも発信者が作成しますが、情報にアクセするか否かは受信者次第ですので、受信者>発信者に対する一方通行という側面も持っています。印刷物もホームページも確実に伝えることができますが、発信から到達するまでタイムラグが生じます。訪問や郵便または、物理的な時間とコストがかかるし、ホームページも発信と同時に受信者がアクセスしてくれるとは限らないからです。SNSは、発信者から受信者にリアルタイムで発信できるツールです。情報量は限られますが、LINEやカカオトークはもちろん、FACEBOOKもスマートフォンで使っている人が多く、いつも手元にある携帯にリアルタイムで発信できるメリットがあります。ただし、ホームページは受信者がアクセスすれば、いつでも同じ情報にアクセスするのが容易ですが、SNSだと古い情報にアクセスするのは困難。言い換えれば「情報の鮮度」が重要なツールです。…

好きな韓国料理
今月のお題は「好きな韓国料理」たいていのモノは食べますが「旨い」と思ったのは、まずはカンジャンケジャン。カンジャンケジャンは、ソウルはいまひとつで、なんといっても全羅南道。「カンジャン」は韓国式醬油、ケジャンは「ワタリガニ」、その名の通り、ワタリガニを醬油で味付けした料理です。韓国料理といえば、キムチと冷麺くらいしか興味なかった頃、一発で気に行ったB級グルメがあります。スンデとチョッパルです。韓国の牛肉が美味しいと思ったことはあまりありませんが、豚肉は好きです。テジカルビやサムギョプサルといった定番も悪くはありませんが、スンデとチョッパルは日本の韓国料理店にはない韓国ならではのB級グルメです。あと鶏肉料理では参鶏湯とタッカンマリ。プデチゲは、店によっては外れもありますが、日本人好みのメニューと思います。韓国に来た当時は、まったくダメだったけど、いまは食べられるようになったのが家庭式韓国料理のペッパンです。ご飯と汁、さまざまなおかずがセットになったメニューです。基本的に好き嫌いは少ない方ですが、どうしても食べられないのはタコ。タコを食べるのは日本人と韓国人くらいだそうですが、まったくダメで、タコ料理の店では周りのおかずばかり食べています。それと、日本人なので刺身は好きですが、韓国の刺身は一匹いくらで、それなりの人数がいないと食べる機会は少なく、しかもコチュジャン付きなので基本的に醬油とワサビを持参します。韓国式中華料理では、タンスユク(酢豚)くらい。タンスユクが好きな日本人は結構いるみたいです。最後にソウルで見つけた日式料理を2つ紹介します。ところてんは、京東市場で見つけました。ただ、味付けは、日本人にとってはとんでもないので、そのまま買って帰って、ポン酢で食します。もう一つは、これ何かわかるでしょうか。日式の食堂で「親子丼」を注文したら、こんなものがでてきました。思わず「違いますよ〜」といったら「これがウチの親子丼です」と返されました。…

ソウル在住日本人の多くがFACEBOOKを利用しています。食事や時事ネタの紹介をはじめ、プライベートはもちろん、仕事など日ごろの情報交換に活用しています。FACEBOOKの特徴は実名登録です。さまざまな情報媒体のなかで、インターネットの特徴ひとつに双方向コミュニケーションがあり、さまざまな匿名方式のSNSが誕生しました。※SNS;Social…

HP管理のアウトソーシング
PLUXでは、WEBの維持管理は製作を請け負ったホームページを主に請け負っていましたが、弊社の請負製作ではないホームページやFACEBOOKの維持管理も請け負いを開始します。現在のビジネスでは、ホームページやFACEBOOKなどのSNSは必須アイテムとなっています。企業ホームページは、企業からの情報発信がメインのいわゆる一方通行でスタートし、双方向コミュニケーションの手段として発達しましたが、最近の双方向ツールはFACEBOOKなどSNSがメインとなっています。…

全羅北道ツアーその2
団扇づくりのあとは、続いてパンソリ体験。まずは、歌詞を勉強します。わからない単語も多いのですが、読む方は何とかなります。先生のあとをついて唄います。メロディーはさほど難しくありませんが、普段、西洋音楽をやっている身にとっては、楽譜がない音楽は難しく感じますね。体験のあとは全州の代表する韓屋村を散策してからこれも全州名物ビビンバです。伝統的な建物が並ぶイメージは、順天楽安邑城、安東河回村など庶民的な民俗村か、ソウルの北村や京都の上賀茂など閑静な住宅地。全州韓屋村は、閑静な高級住宅地にあるような伝統家屋が、ごちゃごちゃした街並を形成しているとても不思議な空間でした。比較的新しい家のようです。新しく建てる建物も伝統様式で建てるようです。伝統家屋がひしめきあっています。最後は益山にある王宮里遺跡に行きました。百済武王(600−641)時代の王宮跡だそうです。聖王が泗沘に遷ってから唐と新羅の連合軍に滅ぼされるまで百済の首都はずっと泗沘、つまり今の扶余にあったと思われていたそうですが、最近の調査で武王の時代、この場所に王宮があったことが判ったとか。余談ですが、首都を泗沘に遷したのは仏教公伝の頃です。これは偶然ではなく、聖王が倭国に派遣した使者によって仏教がもたらされましたと云われています。百済の歴史を書き換える発見だそうですが、短時間で復元工事にかかるところはさすがです。発掘調査の模型この塔だけが残っていたようです。この益山は、去年行った扶余と同じく古代日本と交流が深かった百済の遺跡です。これから日本人旅行者が増えていくと良いですね。ツアーを主催した在韓ネットブログ記者団のバナーです。…

全羅北道ツアーその1
全羅北道を回ってきました。茂朱のテコンドー園、鎮安の馬耳山塔寺、全州の韓屋村、益山の王宮里遺跡です。リゾートで有名な茂朱にあるテコンドー園は、今年4月にオープンしたばかり。茂朱と慶州の2箇所が候補になり、韓国全土から移動が便利な茂朱になったといいます。広い敷地内にテコンドー専用競技場をはじめ、室内公演場、宿泊施設、テコンドー博物館、修練研究所、体験館などがあります。軽く体験をしたあとで、実演を見ました。テコンドーやテッキョンなど、韓国の武道は足技に特徴があります。鎮安の馬耳山塔寺は、石を積み上げて作られた塔が特徴です。駐車場から巨岩の谷間を歩き、池の横を通り過ぎて、しばらく歩くと巨岩の山に囲まれた塔寺につきます。大小さまざまな石塔が立ち並ぶ不思議な光景が広がります。駐車場の近くにお堂があります。ここまでは普通の寺院です。葉桜の並木に沿って坂を登ります。ちょっとしたハイキングコースですね。坂を上ると池があり、遠方には岩山が見えます。さらに進むと塔寺につきます。石の塔は約80基あるといいます。上から見た寺の全景。全州といえば、マッコリが有名ですね。ということで、夜はマッコリの店で疲れを癒しました。2日目の朝は、まずは韓紙の団扇づくりです。韓国で基本の色とされている赤、黄、青、黒、白の五色を使います。まずは、白い台紙に赤、黄、青の紙を糊で貼付けます。昔ながらの技法で、いまどきの糊と違い湿り気が多く、糊で貼ったあとはドライヤーで乾かします。ドライヤーがない時代は乾かすだけで半日以上はかかったことでしょう。乾いたら、形を整え黒でフチをつけて、再度、乾かし、持ち手をつけて完成です。…

ケーキ箱
ケーキ箱とマカロン箱の製作に取り組ん…

春の行楽
桜はほぼ終わり、春の行楽シーズンのスタートです。
春の行楽といえば、まずは定番ですが南山公園ですね。
会賢または明洞からはケーブルカー、忠武路、梨泰院からはバスでのぼることができますし、また、忠武路、会賢、開放村からは徒歩でのぼるルートもあります。ケーブルカーやバスで上ったあと、下りだけ歩いて良いでしょう。いまの時期は黄砂やPMなどで霞がかかっていますが、南山では花が咲き、
ソウル市内が一望できます。昌徳宮の北側に広がる秘苑もおすすめです。
秘苑は、日本の皇族で朝鮮王朝最後の皇太子李垠の妃となった李方子様が
晩年を過ごされたところです。
ガイドに従って見学する時間観覧制で、入口は昌徳宮の奥にあります。昨年、慶州ナザレ園に行ったときに、入所者は日本政府の同化政策で韓国人に嫁いだ方が多いと伺いました。占領時代に日本政府は、同化政策の一環として日本人と韓国人の結婚を奨励したそうですが、方子様の嫁入りは、その同化政策を推進するためだったのかもしれません。朝鮮王族と日本の皇族との婚姻はインパクトがあります。戦後、元皇太子李垠と方子様は日本で暮らしますが、やがて、朴正煕大統領のはからいで韓国に戻り、それから昌徳宮で晩年を過ごされました。見学は1回90分で、日本語ガイドは10時30分と14時30分からの1日2回、
韓国語ガイドは一日8回、英語が1日2回です。少し郊外ですが、中央線忘憂駅の近くに忘憂里墓地公園があります。
ソウル市の共同墓地で、木々や花が植えられて散策コースになっています。
2012年に公開された映画「道~白磁の人~」の主人公となった浅川巧の墓も
忘憂里墓地公園の中にあります。浅川巧は1914年に渡韓し、養苗や造林に従事する傍ら陶磁器などの収集を行いました。柳宗悦や兄伯教とともに朝鮮民族美術館を設立し、1931年40歳で亡くなりました。その功績によりソウル市が墓を管理しています。散策がてら訪れてみてはいかがでしょうか。…