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知っているようで知らないマナー〜名刺交換〜
- 2020/2/28
- 知っているようで知らないマナー, 韓国生活と文化
韓国だから韓国式という考え方は一理ありますが、マナーは時代とともに変わり世代によって異なります。
韓国式マナーに不安があるときなど、誤った韓国式より日本式の正しいマナーの方が好感がもたれます。
相手の名刺を両手で受け取り、自分の名刺は両手で差し上げると書いてあるマナー本などがあります。
会議室など自身の名刺をテーブルに置き、相手の名刺を受け取ってテーブルに置いた後、自身の名刺を差し上げることができますが、両者とも自身の名刺を手にしているケースが一般的です。
テーブルがないとき、両手で受け取ったり、差し上げたりなど現実的ではありません。
★お辞儀
会 釈 15度:一般
敬 礼 30度:偉い人・クレームのとき
最敬礼 45度:特に偉い人・大クレームのとき・葬儀など
目礼(親しいあるいは対等の関係のときに許容)
手の位置は男性はズボンの縫い目、女性は前で交差します。ただし、女性もパンツスタイルのときは男性と同様、縫い目でも構いません。
※常に30~45度というマナー講師もいますが、相手が目下や対等の場合、必要以上に深い敬礼は不自然です。
<名刺交換>
名刺を交換する時は起立が基本です。
物理的に立つことが難しいときは「着席で失礼します」と断って着座のままでも構いません。
なお、名刺を交換するときは、名刺入れを盆に見立てて使います。
原則:自身の名刺は相手が読みやすいように両手で差し出す。
両手で名刺入れ(盆)を持ち、相手の名刺を両手で受け取る。
略式:自身の名刺を右手で出し、相手の名刺を手に乗せた盆(名刺入れ)で受け取る。
受け取ったら「頂戴いたします」と言って確認します。
日本人は苗字だけを名乗るケースが一般的で、名前の漢字を読めない時にはその場で尋ねます。
尋ねても失礼にはあたらず、むしろ、間違えたり後から尋ねる方が失礼なので、名刺を戴いた時点で訊くようにしましょう。
★名刺を差し出す際の挨拶
はじめまして
お世話になります。
○○(会社名・所属)の○○と申します。
よろしくお願いいたします。
会議や面談の席など、商談が終わるまで相手の名刺を盆(名刺入れ)の上に載せてテーブルの上に置きます。
相手方が複数の時は座っている順番に並べると良いです。また、最上位者の名刺を盆(名刺入れ)の上に載せます。
商談が終わったら名刺入れに入れますが、名刺入れに仕舞う動作は会議や面談終了の合図にもなります。