ソウルのカフェ
- 2015/1/21
- 韓国生活と文化
先週、フランチャイズ展に行ってきました。
ちょっと前まで多かったチキンは殆どなく、カフェが目立ちっていました。
いまの流行なのでしょう。
日本のドトールやスターバックスなどの200円台に慣れた目から見ると、韓国のカフェは異常に高く感じます。
コーヒーの関税率は8~11%と他の一般食品とかわりません。
コンビニなどには、1000Wコーヒーもあるので、日本と同じ価格でも採算は合うだろうと推察します。
某チェーン店を調査したところ、NY、東京、ソウルの3都市のなかで、ソウルは家賃と人件費が最も安く、売価は最も高いとか。
さて、カフェ(喫茶店)は他の飲食店に比べて原価率が低く、粗利が大きいといわれています。原価率は普通の飲食店の半分以下です。
日本やヨーロッパだとドリップがあり、相応の手間や経験も要りますが、アメリカや韓国はコーヒーマシーンが主流です。
エスプレッソを抽出して湯で割るので、新人でもベテランでも同じようにいれることができます。
カフェ(喫茶店)は、コーヒーや茶を飲むだけでなく、新聞や雑誌を読んだり、おしゃべりのスペースとして活用することがよくあります。
仕事や打ち合わせで使うこともよくあります。
韓国のカフェが高い理由のひとつが、この空間代といいます。
コーヒー一杯で何時間でも居続けることができます。
電源コンセントは早い者勝ちですが使い放題、ドリンク等を注文すると、レシートにインターネットWiFiのIDとパスワードが印字してある店もあります。
コーヒー1杯で何時間でも勉強したり、本を読んだり、仕事をしたり、インターネットを利用したり。
長時間、座席を占有する客がいるため、高めに料金設定をしているといいます。
また、はじめにカフェブームをもたらしたSTARBUCKSが高めの価格設定で、続くThe Coffee BeanやAngel in usなども、金額を高く設定しているので、あとから進出、或いは開業したどのカフェも高値で設定しています。
単純に粗利だけを見ると、相当の収益がありそうですが、回転率低い分、相応のスペースが必要で、初期投資も家賃も高くなります。
カフェだらけで、商売として成り立つ店がどれだけあるか疑問ですが、いずれ特徴がないカフェ(チェーン)は淘汰されていくことでしょう。
韓国では、大手が市場をおさえ、後続も大手の真似をしている分野が多々あります。
自動車、家電、百貨店、マート、飲食チェーン、上述のカフェなど、同じような製品をつくり、同じような商品が並んでいます。
同じ商品や同じサービスだと、差別化の要素は値段か立地くらいしかなく、差別化できずに淘汰されていって、大手の寡占が続きます。
個店が新しいサービスをはじめても定着まで相応の時間がかかりますが、大手が注目し導入すると、一気に広がる傾向があります。
カフェも大手が導入したシステムが定着しています。
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■ ポスティングサービス
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韓国は新聞の定期購読者が少なく、折込広告は限定的ですが、住宅地へのポスティングによるチラシ等の配布が可能です。
メールまたは電話でお問い合わせください。
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■ PLUXからのお知らせ l
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日系企業・日本企業のための「韓国ビジネス便利帖2014年版」の申込受付を行っています。
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★問合わせと申込み
メール;info@plux.co.kr
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■ あとがき
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FacebookやTwitter、Instagram、LINE、KakaoなどSNSが広がっていますが、ソウルにいる日本人のなかではFacebookを活用している人が多いようです。
Facebookの特徴といえば記名性。
実名登録、顔写真、実社会でのプロフィールなどを登録するので、お互いに顔が見えることもあり、投稿への信頼性と安心感が高いです。
飲食店やイベントなどソウル居住者の情報は、個人的にも役立っています。