救仁寺
救仁寺(クインサ)は、韓国天台宗の総本山だ。丹陽八景で知られる忠清北道・丹陽(タニャン)郡の山間に1945年に建立された比較的新しい寺院だが、その規模は韓国屈指で、山の斜面を埋め尽くすように建物が積み重なる独特の景観で知られる。
圧倒的な規模
境内には5千人以上を収容できる大法堂をはじめ、三宝堂、説禅堂、総務院、長文室、香積堂、度香堂など50を超える建物が並ぶ。一万人以上分の炊事ができる設備も備えており、大規模な法要に対応する体制が整っている。
韓国の寺院は、敷地は広くても建物自体はさほど大きくないことが多い。そのなかで救仁寺は例外的にスケールが大きく、谷あいの斜面に多層階の建物がそびえ立つ光景は、他ではあまり見られない。建築様式も伝統的な木造伽藍とは異なり、コンクリート造の大型建築が中心という点でも一風変わっている。

信徒食堂
境内にある信徒食堂では、参拝者に昼食が無料で提供されている。訪問時間帯によっては利用できるので、山門で確認してみるとよい。

周辺:丹陽八景
救仁寺のある丹陽郡は「丹陽八景」と呼ばれる景勝地で知られ、奇岩や渓谷、洞窟などの自然景観が点在する。時間に余裕があれば、寺院参拝とあわせて周辺の景勝地をめぐる旅程を組むのもおすすめだ。

アクセス
東ソウル総合バスターミナルから、丹陽バスターミナルを経由して救仁寺まで向かう直行バスがある。終点が山門前で、所要時間はおよそ3時間弱。ソウルから日帰りも不可能ではないが、丹陽周辺の観光とあわせて1泊するとゆとりを持ってまわれる。

よくある質問
Q. ソウルから日帰りできる?
A. 片道約3時間弱。日帰りも可能だが、丹陽観光とあわせて1泊するのがおすすめ。
Q. 他の韓国の寺院と何が違う?
A. 山の斜面に大型建築が積み重なる独特の景観と、収容規模の大きさが際立つ。
Q. 食事はできる?
A. 境内の信徒食堂で昼食が無料提供されている。
