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QRコード
- 2013/8/25
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このQRコードは、自動車部品メーカーのデンソーが、自動車部品や配送センターでの使用を念頭に、開発した二次元コードで、高速読み取り=Quick Responseの意味です。
バーコードは、線なので一方向しか情報を持ちませんが、QRコードは多くの情報を格納できます。
数字のほか、英字など他言語の情報も格納できますし、もともと日本発のコードなので、漢字や仮名も使うことができるコードです。
1994年に開発され、1998年にはJEIDA(日本電子工業振興協会)、99年にはJIS、2000年にはISO規格となっています。
現在、デンソーから分離したデンソーウェーブ社が、商標と特許権を持っていますが、規格に準拠したコードの使用には特許権を行使しない方針のため、自由に使うことができます。
このQRを広告に活用する事例が増えています。
新聞や雑誌広告で、多くの情報を伝えるには、それなりのスペースが必要です。
街ナカや駅ナカなどの広告も、文字や画像などの情報が多いと費用が高くなり、限られたスペースに多くの情報を盛り込むと目にしてもらいにくい傾向があります。
インターネットの普及でホームページに多くの情報を掲載し、新聞や街ナカや駅ナカなど、媒体広告の情報を最小限にして、詳細はホームページに誘導するタイプの広告が増えました。
さらに、スマートフォンの普及で、いつでもインターネットに接続できる環境が整ってきています。
そこで、詳しい情報はモバイルサイトに掲載し、興味を持ってもらった人に、モバイルページにアクセスしてもらえるように、新聞や街ナカ、駅ナカなど媒体広告に、モバイルサイトにアクセスするQRコードを掲載します。
少ない広告スペースで済み、高い費用対効果が期待できる広告手法で、採用する広告主が増えています。