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色の話し;CMYK
- 2013/5/15
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商業印刷は、カラー印刷が一般的です。
1色印刷や2色印刷は、看板などと同じように、昨日書いたDICカラーの番号で指定することもありますが、カラー印刷は、C(シアン・サイアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4色の組み合わせで、さまざまな色を表現します。
1色印刷や2色印刷は、看板などと同じように、昨日書いたDICカラーの番号で指定することもありますが、カラー印刷は、C(シアン・サイアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4色の組み合わせで、さまざまな色を表現します。
カラー印刷の色はC20%、M50%、Y50%、K20%など、それぞれ0%〜100%まで、10%刻み、または、5%刻みで指定します。
10%刻みだとCMYKそれぞれ11段階で、計14,641色の組み合わせで、5%刻みは21の4乗=194,481色を表現できます。
理論上は、もっと細かい1%刻みも可能ですので、およそ1億色の色を表現できますが、印刷用紙やインクなどの差異もあります。
また、5%程度は印刷段階での調整も可能で、言い換えると印刷段階で5%程度の誤差が生じることもありますので、色を決めるときには、10%または5%単位で指定します。
もちろん、写真やイラストなどは5%以下もあります。
色を決めるときは、アート紙に印刷されたカラーチャートか、PCの画面を参考にしますので、実際に印刷する用紙がアート紙の場合は、ほぼイメージ通りの刷り上がりになりますが、コート紙やスノー紙(マット紙)だと、若干、変わってきます。
上質紙などの非塗工紙は、アート紙や画面と比べて、落ち着いた色になりますので、紙質によって色合いを決めます。
カラーで印刷する場合、赤や黄色や緑や青など、色使いが多すぎると、見ていて落ち着かないので、同系色の色を基調にし、アクセントに補色を使います。
補色というのは、3原色の反対側に位置する色で、2色の組み合わせでも、最も落ち着いて見える色です。