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縦と横
- 2015/10/20
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このところ、PMが増えています。
外出の際にはマスクを着用するなど十分な対策をしてください。
http://www.tenki.jp/particulate_matter/
さて、会社では印刷や広告デザイン、HP作成、SEO、販促品、電子アプリなど、
広告制作全般を扱っていますが、もっとも多いのが印刷です。
http://plux.co.kr
印刷や広告デザインはA4判タテなど「縦位置」のデザインが主流です。
書庫や本棚、あるいは掲示するポスターなど、「縦位置」は「横位置」に比べてスペースを節約できるケースが多く、保管や陳列に適しており、また、縦位置の方が手にとってみやすいので、書籍等の印刷物は「縦位置」が多くなります。
韓国ではパワーポイントで提案書を作る会社等が多くみうけられますが、このパワーポイントは「横位置」が圧倒的です。
パソコンの画面は横位置が標準で、そのパソコンの画面を見ながら作るパワーポイント等は横位置が多い特徴があります。
テレビやパソコンのモンターも横位置が標準ですが、人間の目は横に並んでいるので「横位置の方が直感的に理解しやすい」といわれれています。
印刷出力など「縦位置」のものは、左右は即時に理解できますが、内容は上から順になぞることで把握できます。
パソコン画面等など「横位置」のものは、即時で判断する傾向があるということになります。
短時間で次々と画面が切り替わるテレビと同じです。
ところで最近、地下鉄に乗ると多くの人がスマホを弄っていますが、観察してみると8~9割が縦位置でみています。
タブレットは縦で見る人と横で見る人と、あまり差は見られませんが、スマホは圧倒的に縦位置です。
人間の目は横についているので、横位置の方が即時で把握できますが、横に広がりすぎても瞬間的な把握は難しくなってきます。
最近のモニターはワイド化が進み、A4の横縦比は1:1.4(約2.1:3)で、従来のテレビやカメラ、モニターもほぼ3:2ですが、
最近のモニターは16:9が主流で、iPadは3:4(12:16)、アンドロイドは9:16です。
3:2や4:3は即時で理解できますが、16:9はそうはいきません。
スマホは横位置にしても即時理解は難しく、一度に全体を見るのではなく、縦位置で上から順になぞっているのだと想定できます。
PRや稟議書、報告書など、じっくり見る、保管目的、即時で伝えたいなど、目的に応じて使い分けると良いでしょう。