日本ブランド;ヤマハ

日本を代表する楽器メーカーで、韓国では楽器と音響機器を販売し、音楽教室を展開しています。

ピアノやギターは、韓国メーカー製もありますが、品質でヤマハを選ぶ人が少なくないとか。
楽器は品質に加えて好みもあるので、必ずしも値段が高い方が良いとは限りません。
とくにピアノやギターなど、木でできている楽器は、1台1台、個性がありますが、品質と価格のバランスで選ぶと、1台1台しっかり作り込んでいるヤマハに行きつくようです。

韓国では楽器を試奏せずにインターネットで買う人も多い特徴があります。
楽器は、それぞれ個性があって、多少の違いが生じるものです。
ヤマハでは、グランドピアノやアップライトピアノ、デジタルピアノなど、数多くのラインナップを揃えていて、江南のCOEXや江北の龍山アイパークなど、ショールームを兼ねた店舗があり、実際に弾き比べることができます。
特にピアノは、プロとか教室の先生がともかく、1台買うと長く使うものなので、ショールームで試奏して買うのが本来と思うのですが。。

ギターは、韓国のメーカーもあり、日本と韓国以外にもさまざまな国の製品があります。
ドラムも日本の各メーカーと欧米のメーカーの製品も選ぶことができます。
メーカーが多い分だけ、好みの楽器を選ぶことができます。

ギター、ドラム、管弦楽器、打楽器など、品質もさることながら、好みで選ぶ商品で、楽器店で試奏して選ぶので、ヤマハに限らず、品質や価格でシェアが伸びる性質の商品ではありません。

音響機器は、業務用と一般用があり、業務用機器は、音楽ホールやホテル、CGVなどを対象にしています。
一般用では、音響機器メーカーとしてのブランドがあまり高くないためか、ほとんど見かけません。

音楽教室もさほど多くはありません。
日本では、ヤマハとカワイが日本全国でネットワークをもっていて、特に大人を対象にした音楽教室は、ヤマハが圧倒的ですが、韓国では音楽教室に通う絶対数が少ないようです。
音楽教室に通う人を増やすかが今後の課題となっています。

楽器メーカーとしてのブランド価値は高いので、音楽教室が増え、楽器を購入する人が増えていけば、ヤマハを選択する人は増えて行くことでしょう。

kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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