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新聞広告の発注の流れ
- 2013/1/8
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B to Cの広告では、テレビCMが最も効果が大きいのですが、情報量が限られますし、情報量に際限がない印刷物は配布方法に限界があります。
韓国の新聞雑誌発行公査機構(韓国ABC/2010年)のデータです。
発行部数1位は「朝鮮日報」181万部
2位は「中央日報」131万部
3位は「東亜日報」124万部
この3紙を3大新聞と呼んでいます。
次いで、毎日経済新聞88万部、韓国経済新聞50万部が続いています。
新聞の広告掲載では、まず、いつ、どの新聞に掲載するかを決めます。
次にスペースと色を決めます。色は4色カラーか白黒1色です。
新聞は1ページが15段で構成されていて、広告掲載料は段当たりいくらです。
新聞以外のフリーペーパーなどは、段数はいろいろですが、掲載料金は新聞と同様、段当たりで決められています。
広告のサイズは、新聞社やフリーペーパーごとに、mm単位で決まっていますが、発注者は段数のみの指定で構いません。
原稿制作の基本的な流れは印刷の流れとほぼ同様です。
文字原稿は、資料を用意してコピーライターに依頼します。
限られたスペースで、いかに伝えるかが重要ですので、コピーライターに任せるのが安心です。
イメージ写真は、著作権フリーの写真もありますし、レンタル業者から借りることもできます。
発注者が用意する場合、画素は小さくて構いません。
イラストは、細かい描写は表現できません。
なお、写真やイラストは著作権が絡んできますし、タレントなどの写真を使う場合には肖像権も関わってきます。
配布対象が不特定多数となるので、著作権や肖像権は注意が必要です。
文字原稿や写真などの素材が揃ったら、デザイン制作に取りかかります。
デザインが出来たら商業印刷と同様、デザイン校正を行います。
新聞広告は、校正の時間が少ないケースが多く、校正はメールで確認するケースが多いです。
校正が終わって校了になったあとから、新聞社の広告掲載基準に合わせて修正が入る場合があります。