イベント企画の発注 展示会出展その2

展示会への出展で、レイアウトや装飾デザインと並行して、イベントや配布物を検討します。
配布物はリーフレットなどの印刷物やDVD、ノベルティ品などがあります。

展示会がB to Bであれば、イベントは必要ありませんが、B to Cであれば、イベントも人を集め、注目を集める重要な要素です。
韓国はブランド指向が高く、品質やサービスよりもブランドで選ぶ傾向があります。

B to C商品のPRや観光誘客の第一歩は知名度を上げることですので、展示会場で、注目を浴びて「名前を売る」ためのイベントを検討します。

展示ブースで実施するイベントの目的は、人寄せと同時に、商品や観光地と結びつけて記憶してもらうことポイントですので、2つの要素を検討します。
○ PRする商品・観光地の特徴
○ 韓国の消費者の性向
イベント企画は、この2つを理解できる企画会社に相談すると良いです。

どこの国も共通ですが、なかでも韓国人は、モノをもらうのがとても好きな国民ですので、ノベルティ品も重要なアイテムです。
ノベルティ品のポイントも2つあります。
○ 商品や観光地などと関連付けられる商品
○ 使用頻度が高い商品
両方を満たすのが理想ですが、両方を満たす商品がない場合は、引き出しの中に入ったままではPRになりませんので、使用頻度が高い商品を選びます。

B to B、B to Cを問わず、展示会では、パンフレットやリーフレットを用意して配布します。
韓国での展示会では、韓国語の資料は必須アイテムです。

韓国人は日本人と比べて英語が堪能な人が多いというイメージがあり、英語の資料を用意している会社をよくみかけますが、すべての人が英語を理解できるとは限りません。
特に日本文化に感心を持つ人や日本企業とのビジネスを担当している人だと、英語はできないが、日本語ならできるという人も少なくありません。

ページ数が多いパンフレットの印刷費は高くつきますが、1枚もののリーフレットはそれほど高くありません。
1 日本語のパンフレットやリーフレットのデータを韓国の印刷会社に渡します。
2 韓国語に翻訳し、そのまま印刷します。

韓国の印刷相場は日本より安く、出展費や交通費とさほど変わらない金額で韓国語の印刷物を作ることができます。

kazNewsweek記者

投稿者プロフィール

広告プランナー兼フォトグラファー。広告印刷とWEBプランニングに従事して早20年。日系企業の韓国ビジネスに詳しい。韓国経済や社会文化情報の発信を行い、外国人生活モニターとしてソウル市に改善提案を行っている。
週末には日韓米豪いろんな国の人たちと趣味の音楽を愉しんだり、カメラ片手にソウルや近隣をここかしこ徘徊したりしています。

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