制服考
- 2016/6/26
- 韓国生活と文化
韓国の電車やバスなど、軍服を着た若者をよく見かけます。
日本では、街中で制服を着た自衛隊員を目にすることは滅多にありません。
日本の自衛官は24万5千人で人口500人に1人。
東海道新幹線1編成に2.5人、東北・北海道新幹線1編成に1.5人が乗っている計算になりますが、そこまで目にすることはありません。
かたや韓国の軍人は65万人で、人口100人に1.3人。
目にする’制服’に近い感覚です。
日本の自衛官は任務中(勤務中)は制服を着用しますが、勤務外は制服を脱いで私服を着用。
韓国の軍人は任務外でも制服を着用しています。
この制服の習慣は軍人だけでなく、多くの職業で見られます。
例えば、日本のCAは出退勤時は私服に着替える人が多く、持ってる荷物でなんとなくCAだろうとわかりますが、韓国は多くが制服を着て出退勤するので、空港鉄道や地下鉄車内で、大韓航空やアシアナ航空など、CAの制服をよく見かけます。
また、東京で暮らした韓国人が、日本には仏教徒や仏教寺院が多い割に、僧侶を見かけることが少なく、不思議に感じていたといいます。
韓国の僧侶はいつでも僧服を着ていますすが、日本では、お勤め以外は僧服を着用しない僧侶が少なくありません。
ほかにも出退勤時や休憩時間など、会社の制服を着たり、社員証を首からぶら下げている人を多く見かけます。
一般に、韓国人は日本人と比べて会社等の忠誠心が希薄ですが、制服等に関しては真逆のようです。
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