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交換レンズ
- 2013/12/5
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一眼レフやミラーレス一眼のメリットは2つです。
絞りやシャッタースピードを変え、露出を設定できること。
レンズ交換などシステムの増設ができること。
高級コンパクトデジタルカメラのなかには露出を設定できるカメラもありますが、レンズが交換できるのが、一眼レフとミラーレス一眼の最大の特徴でしょう。
焦点距離
カメラのレンズには「50mm/f1.8」「18—55mm/f3.5−5.6」などと書いています。
はじめの「mm」は焦点距離と云い、フィルム面(撮像素子)からレンズの中心までの長さで、画角を表す基準として使います。
35mmフィルムのサイズである幅36mm×高さ24mmを基準に、50mmを標準、焦点距離が50mmより短いレンズを広角、50mmより長いレンズを望遠と呼んでいます。
画角が大きいほど広い範囲が写り、小さいほど狭い範囲=遠くの被写体を写すことができます。
同じ焦点距離のレンズでも撮像素子の大きさによって画角は変わってきます。
撮像素子が35mm判フィルムと同じ大きささの「フルサイズ機」は50mmが標準です。
一般ユーザー向けのデジタル一眼レフ多く採用されている「APSサイズ」の標準ズームは18—55mm、1.5倍すると35mm相当になります。
ミラーレス一眼の「マイクロフォーサーズサイズ機」の標準ズームは14mm−42mm。2倍すると35mm相当になります。
その他のサイズは、各社のサイトを参考にしてください。
次の「f」値は開放F値といい、そのレンズで一番明るい絞り値です。
数字が小さいほど明るいレンズ、つまり、暗いところでも撮影が可能という意味です。
また、数字が小さいほどピントの合う奥行きが狭まり、数字が大きくなるほどピントの合う範囲が広くなります。
対象となる被写体だけにピントが合い、背景がボケている「背景ボケ」写真は、このf値を最大限小さくして撮る技法です。
エントリー機から中級クラスのカメラには、レンズキットがあります。
ボディとレンズをセットにしたキットで、レンズキットには標準ズームのみのレンズキットと標準ズームに望遠レンズを加えた2本がセットになったWズームキットがあります。
また機種によっては、単焦点レンズのキットなどもあります。
まずは、ズームレンズのキットを買って、必要に応じてレンズを買い足すと良いでしょう。